金・銀価格が再び急落 金利上昇・原油高・アジア株安、揺らぐ価値
難しいこと考えず、単に割高なだけ。
今週は貴金属を高値で掴んでしまった人達にとっては非常に手厳しい相場となり、特に一時期人気のあった銀(シルバー)はあれよという間に高値から半値近くまで下落する大惨事となった。
【シルバーのチャート】

報道やYoutubeで小難しく解説していたりする人はいるが、別に経済ファンダメンタルズがーとか実質金利がーとかそういうことはほとんど関係なく、当ブログでは何回か買ってきたが、後先何も考えていない投機プレーヤーがレバ掛けて買った分がCMEの証拠金引き上げで買いが鈍ったところに、イラン情勢のせいで貴金属なんて買ってる場合じゃねえぞということでさらに買いが薄れて、強制投げさせられた人が爆増しただけだろと思ったりしている。
しかし、さすがに米国上場ETFのSLVの出来高を見ると投げ売りっぽい出来高が出来ていることに加えて、下記過去記事の考え方に沿いながらCBOEのサイトで確認できるオプション出来高を見ても大分投げ売りのテンションが高まったなというのが観察できた。
【過去参考記事】
株価が上にも下にも行き過ぎる現象をオプション市場から考察する
このようにたった数ヵ月前はいかにレバレッジをかけて上値を追うかみたいなテンションだったのが、木曜日の貴金属は今度は慌てて売りに回るみたいな極端なムーブになり、そういった極端なムーブが見えたことでとりあえず強制売りに追い込まれた人の売りが一巡して、無差別爆撃的な下落は一旦止まったかもと思ったりしている。
しかし、じゃあ再び貴金属が再び上値を目指すかと言うと、これは現時点では少し難しいのではないかと思う。
まず理由の一つ目としては、以前として割高感が目立つことは下記過去記事の考え方をすれば当然であり、馬鹿が高値掴みしたところをわざわざ助けに行きたいみたいなお人よし投資家は少ないわけで、上昇すればやれやれ売りがどかどか入ることは想像に容易い。
【過去参考記事】
価値判断基準の難しいゴールドの割高・割安を「多くの人が考える常識」から判断する
また、これまでゴールドの上昇の大きな理由として世界各国の政府・中央銀行がドルの代わりにゴールドを外貨準備として買っているという材料があった。
しかし、今世界各国にとって重要な戦略的資源はなんなのかと考えればゴールドではないことは明白だ。
ご存じの通り、今世界各国にとって最も重要な戦略資源は原油・天然ガスであり、いくら払ってもいいから手に入れなければいけないという国だらけになっている。
そんな時に暢気にゴールドを買うという判断する馬鹿がこの世に存在するだろうか?
さらに原油価格をゴールドで割ったレシオを計算してもらえればわかるだろうが、1990年以降の中で最もゴールドは原油価格に対して割高になっている。
【1990年以降のWTI原油/ゴールドのチャート】

こんな状態でわざわざクソ割高なゴールドに金を消費する意味が足下ではないわけなので、ゴールド価格の上昇の大きな根拠になっていた中央銀行や政府による金購入期待が当面期待しづらくなる。
少なくとも世界各国とも備蓄を放出している状態なので、備蓄の再補充ができるまでゴールドの積み増しをしている場合ではない。
以上を考えれば貴金属価格自体はワンチャン底打ちはあるだろうが、上値を追えるようなポテンシャルがなく、ゴールドは当面横ばいのような値動きが継続するだろうと思う。
そうした時に、シルバーはよくわからんインフルエンサー達が煽った分に経済合理性があるとは考えづらく、さてどうなるんでしょうかねえというところである。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
難しいこと考えず、単に割高なだけ。
今週は貴金属を高値で掴んでしまった人達にとっては非常に手厳しい相場となり、特に一時期人気のあった銀(シルバー)はあれよという間に高値から半値近くまで下落する大惨事となった。
【シルバーのチャート】

報道やYoutubeで小難しく解説していたりする人はいるが、別に経済ファンダメンタルズがーとか実質金利がーとかそういうことはほとんど関係なく、当ブログでは何回か買ってきたが、後先何も考えていない投機プレーヤーがレバ掛けて買った分がCMEの証拠金引き上げで買いが鈍ったところに、イラン情勢のせいで貴金属なんて買ってる場合じゃねえぞということでさらに買いが薄れて、強制投げさせられた人が爆増しただけだろと思ったりしている。
しかし、さすがに米国上場ETFのSLVの出来高を見ると投げ売りっぽい出来高が出来ていることに加えて、下記過去記事の考え方に沿いながらCBOEのサイトで確認できるオプション出来高を見ても大分投げ売りのテンションが高まったなというのが観察できた。
【過去参考記事】
株価が上にも下にも行き過ぎる現象をオプション市場から考察する
このようにたった数ヵ月前はいかにレバレッジをかけて上値を追うかみたいなテンションだったのが、木曜日の貴金属は今度は慌てて売りに回るみたいな極端なムーブになり、そういった極端なムーブが見えたことでとりあえず強制売りに追い込まれた人の売りが一巡して、無差別爆撃的な下落は一旦止まったかもと思ったりしている。
しかし、じゃあ再び貴金属が再び上値を目指すかと言うと、これは現時点では少し難しいのではないかと思う。
まず理由の一つ目としては、以前として割高感が目立つことは下記過去記事の考え方をすれば当然であり、馬鹿が高値掴みしたところをわざわざ助けに行きたいみたいなお人よし投資家は少ないわけで、上昇すればやれやれ売りがどかどか入ることは想像に容易い。
【過去参考記事】
価値判断基準の難しいゴールドの割高・割安を「多くの人が考える常識」から判断する
また、これまでゴールドの上昇の大きな理由として世界各国の政府・中央銀行がドルの代わりにゴールドを外貨準備として買っているという材料があった。
しかし、今世界各国にとって重要な戦略的資源はなんなのかと考えればゴールドではないことは明白だ。
ご存じの通り、今世界各国にとって最も重要な戦略資源は原油・天然ガスであり、いくら払ってもいいから手に入れなければいけないという国だらけになっている。
そんな時に暢気にゴールドを買うという判断する馬鹿がこの世に存在するだろうか?
さらに原油価格をゴールドで割ったレシオを計算してもらえればわかるだろうが、1990年以降の中で最もゴールドは原油価格に対して割高になっている。
【1990年以降のWTI原油/ゴールドのチャート】

こんな状態でわざわざクソ割高なゴールドに金を消費する意味が足下ではないわけなので、ゴールド価格の上昇の大きな根拠になっていた中央銀行や政府による金購入期待が当面期待しづらくなる。
少なくとも世界各国とも備蓄を放出している状態なので、備蓄の再補充ができるまでゴールドの積み増しをしている場合ではない。
以上を考えれば貴金属価格自体はワンチャン底打ちはあるだろうが、上値を追えるようなポテンシャルがなく、ゴールドは当面横ばいのような値動きが継続するだろうと思う。
そうした時に、シルバーはよくわからんインフルエンサー達が煽った分に経済合理性があるとは考えづらく、さてどうなるんでしょうかねえというところである。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック







