マイクロン株で「PER最小の時が売り」は正しいのか?
— 上原@投資家 (@uehara_sato4) March 20, 2026
シクリカル株は業績・株価がピークの時に予想利益が過大評価されて、PERが低く見えます。利益はいずれピークアウトに向かい「PER最小の時が売り」が機能します。… https://t.co/9aSulfMUNF
こんな議論されていること自体が割安ではない証拠。
そういえばという話であるが、先週末ぐらいに記事冒頭のつぶやきのようにマイクロンのPERが5倍という数値がついていて劇的に安く見えるが、このマイクロンのPERは割安ではないのかそうでないのかみたいな話がX上で盛り上がっていたので、それについてまとめていきたい。
【マイクロンの株価チャート】

半導体株というのはゆっくり動く株と違って業績とかもばこばこ動くため、業績絶好調でPERが激安の時に実際は業績ピーク打つことを見越して株価が動いていて、結局その後に株価がゲロ下がりする、逆に業況最悪の時に半導体の供給が絞り込まれて将来の業績改善が見込まれるのでPERが馬鹿高いけど実際はそこが株価ボトムだったりするというやっかいな業種で、その辺の考え方は下記参考書籍にも書かれている。
【参考書籍】
インテル 世界で最も重要な会社の産業史
そのため、AIブームを背景にHBMで爆儲けしてここ1~2年でものすごく株価が上昇したマイクロン株のPER5倍というのはこのサイクルに当てはめると結構危険なんじゃないかみたいなのがX上で議論され、スーパーサイクルだから割安だーの、通常サイクルならもう危ないから割高だーのと活発な議論がされていた。
しかし、個人的にはPERというよりこういう話題が出た時点でマイクロン株は大分旬が過ぎた感触がしている。
マイクロンのファンダメンタルズの追い風なんてのはもうネットでちょっと検索すればいくらでも出てくる状態になっており、業績にもそれはすでに反映されている。
そうした中でYoutubeでは特に何の実績があるかもよくわからん人がファンダメンタルズが絶好調としてマイクロン株をお薦めし、それがなぜお薦めなのかを自信満々に長尺で説明する人でさえ出てきている。
つまり、ほぼ市場参加者が知らなくて織り込めていないという情報はもうこの世に存在していない可能性が高く、PERうんぬんでネット上で議論が広範に活発化されていること自体が少なくともマイクロンの株価が割安でないことを証明していることになる。
というよりそんなことうだうだ議論されている間に、本当に割安ならとっくのとうに金持て余している投資家は買いをぶち込んでいるわけで、X上でこのバリュエーションは買いかうんぬんか議論されていること自体がその銘柄が割安でないことの証明になってしまっている。
もちろんマイクロンはAIブームを恩恵を全面的に享受している銘柄であるわけで、そこから実際利益を得ているわけであるので暴落するとは思わないが、上昇するにしてもこれだけ手垢まみれな銘柄がすぐにナスダック100指数より強く上昇するとはちょっと思えないわけで、短期間でダブルバガー以上を狙うというのであれば素直に別の銘柄探す方がいいのではないかと思う。
指数以上に上がるにしても少し時間が経って皆が上昇しなくて話題にならなくなってからではないかなと思う。
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