FRB、2会合連続で0.25%利下げ 量的引き締めは12月に終了
少し米債金利跳ねたけど、ほぼ心配する必要なさそう。
あんまり大きなネタはないだろうと個人的には考えているFOMCについて、一日遅れだがまとめていきたいと思う。
まず25bps利下げ実施自体は雇用の軟化を背景に普通に決定されたし、バランスシート縮小も12月に停止ということでここは波乱なしとなった。
しかし、あれだけ冒頭で雇用軟化の話をしながら、12月の利下げについては既定路線ではない的な話をしたことから、金利はやや上昇する展開となった。
【米債10年金利のチャート】

ただ、個人的にわざわざパウエル議長がこういったのは、FRBもかなり足下で状況は手探りなので、ここで2ヵ月も先の話をコミットしたくないという単純な話だと思っている。
まだ一部では足下の米国インフレ率が3%なのに、FRBがターゲットとしているインフレ率2%を上回っているので利下げはおかしいという論調で語る人は未だ多い。
しかし、当ブログでは以前に書いた通り、関税は実質的な消費税に等しく、消費税分で上がったインフレ率って持続的インフレ率じゃないですよね?という話である。
そして既にトランプ関税については、まだ中国とインドがもめているが、その他主要国は関税率が最終妥結しており、概ね米国輸入関税率は平均すると15%になりそうというのが判明している。
そして過去に日本総研から25%アラウンドだとインフレ率が+1.5%上乗せになるというレポートが出ていた。
つまり15%だと単純に1.5÷25×15=0.9%なので、ほぼ1%インフレ率が上乗せされると考えればよい。
【過去参考記事】
こう考えるとインフレターゲットは既にクリアしているわけで、そうした中で雇用も弱くなっている中で、失業率は移民減少影響のノイズでまだぎりぎり数値を保っているみたいな状況なので、そうしたことを考慮すれば12月利下げなくても、トータル利下げ回数は変わらなそうだなと思う。
また、もう一つ収穫として、記者会見で一部質問者からAIブームでデータセンターがバカスカ立っているが、これによる景気浮揚効果で金融政策は変わる可能性あるのかという質問があったが、パウエル議長はデータセンターが数多く立ちつつあることは認識しているが、現時点では金融政策への影響は見込んでいないと発言していた。
個人的には最終的にこのAIブームはバブルとなり、金融政策にも影響すると思っているが、現時点ではそこには至っていないので、金融政策がAIバブルを阻害するということは現時点ではないことが確認できたので、そう考えればAI関連株への投資というのは継続すべきだろうと思っている。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
少し米債金利跳ねたけど、ほぼ心配する必要なさそう。
あんまり大きなネタはないだろうと個人的には考えているFOMCについて、一日遅れだがまとめていきたいと思う。
まず25bps利下げ実施自体は雇用の軟化を背景に普通に決定されたし、バランスシート縮小も12月に停止ということでここは波乱なしとなった。
しかし、あれだけ冒頭で雇用軟化の話をしながら、12月の利下げについては既定路線ではない的な話をしたことから、金利はやや上昇する展開となった。
【米債10年金利のチャート】

ただ、個人的にわざわざパウエル議長がこういったのは、FRBもかなり足下で状況は手探りなので、ここで2ヵ月も先の話をコミットしたくないという単純な話だと思っている。
まだ一部では足下の米国インフレ率が3%なのに、FRBがターゲットとしているインフレ率2%を上回っているので利下げはおかしいという論調で語る人は未だ多い。
しかし、当ブログでは以前に書いた通り、関税は実質的な消費税に等しく、消費税分で上がったインフレ率って持続的インフレ率じゃないですよね?という話である。
そして既にトランプ関税については、まだ中国とインドがもめているが、その他主要国は関税率が最終妥結しており、概ね米国輸入関税率は平均すると15%になりそうというのが判明している。
そして過去に日本総研から25%アラウンドだとインフレ率が+1.5%上乗せになるというレポートが出ていた。
つまり15%だと単純に1.5÷25×15=0.9%なので、ほぼ1%インフレ率が上乗せされると考えればよい。
【過去参考記事】
関税悪影響は金融緩和で十分吸収できる量で、相場への心配は必要なし
そうなると、足下インフレ率3%ということは、関税影響除くと2%になるわけである。こう考えるとインフレターゲットは既にクリアしているわけで、そうした中で雇用も弱くなっている中で、失業率は移民減少影響のノイズでまだぎりぎり数値を保っているみたいな状況なので、そうしたことを考慮すれば12月利下げなくても、トータル利下げ回数は変わらなそうだなと思う。
また、もう一つ収穫として、記者会見で一部質問者からAIブームでデータセンターがバカスカ立っているが、これによる景気浮揚効果で金融政策は変わる可能性あるのかという質問があったが、パウエル議長はデータセンターが数多く立ちつつあることは認識しているが、現時点では金融政策への影響は見込んでいないと発言していた。
個人的には最終的にこのAIブームはバブルとなり、金融政策にも影響すると思っているが、現時点ではそこには至っていないので、金融政策がAIバブルを阻害するということは現時点ではないことが確認できたので、そう考えればAI関連株への投資というのは継続すべきだろうと思っている。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック






