【参考書籍】
本音の株式投資 人気ストラテジスト直伝
大体会社予想EPSの5~8%が実際はバッファーとして考慮されている。
上記書籍を読んでいる中で、日経平均において会社予想EPSと市場予想EPSについての乖離幅について言及されているところがあったのでそれについて今日はまとめていきたいと思う。
元々会社側が出してくる業績予想というのは保守的なものであることは有名である。
なぜなら、業績未達となった場合に経営陣が株主から退陣を迫られる可能性があるわけであり、最初に出してくる会社業績予想というのは保守的なものであり、そこから徐々に期末に向けて業績予想を上方修正するのが常であるというのは市場の常識である。
自分もこれは十分認知していたものの、じゃあどれぐらい保守的な数値なのかというのはあまり認識はなく、ぼんやり考えている場合が多かった。
しかし、上記書籍を読んでいる中で、日経平均の会社予想EPSと市場予想EPSのグラフデータがあり、そこを見てみると2016年頃のデータではあるものの、大体会社予想EPSが1200ぐらいの時市場予想EPSは1300という数値となっていた。
その他の年でも大体50~100ぐらいの幅の乖離があり、会社側が保守的に見積もっている数値分がそれぐらいあるんだなというのを初めて目にした。
以上から考慮すると、大体経営陣はなにかあった時のための利益目標バッファーを5~8%程度持っていると考えるのが妥当だろう。
心理的にも5%以下しかバッファーないと、過去の業績ボラティリティを考えると下限ブリーチしてしまう可能性がある一方で、10%もバッファーを取ると投資家サイドの心理から見れば職務怠慢と見做されて経営陣側にクレームが入り追放される可能性が増大してしまうので、5~8%のバッファーというのが落としどころみたいになっているのだと思われる。
なので、実際に会社が業績上方修正をかけた時などに、そのバッファーを考慮しても期待を上回る業績になっているのかどうかを確認する必要性がある。
個別企業だとどうしてもその業態の特性などによって業績予想のズレみたいなのは大きくなるので、そこは日経平均のβに対して、それぞれのセクターのβがどれぐらいあるのかを考慮して計算をすれば良いかもと思っていたりする。
例えばベータが2倍のセクターであれば、バッファーは倍ぐらいあるかも、つまり実際に市場期待値を超えるには当初の会社予想業績のEPSから10~16%ぐらい上方修正されるべきという考え方である。
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
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元々会社側が出してくる業績予想というのは保守的なものであることは有名である。
なぜなら、業績未達となった場合に経営陣が株主から退陣を迫られる可能性があるわけであり、最初に出してくる会社業績予想というのは保守的なものであり、そこから徐々に期末に向けて業績予想を上方修正するのが常であるというのは市場の常識である。
自分もこれは十分認知していたものの、じゃあどれぐらい保守的な数値なのかというのはあまり認識はなく、ぼんやり考えている場合が多かった。
しかし、上記書籍を読んでいる中で、日経平均の会社予想EPSと市場予想EPSのグラフデータがあり、そこを見てみると2016年頃のデータではあるものの、大体会社予想EPSが1200ぐらいの時市場予想EPSは1300という数値となっていた。
その他の年でも大体50~100ぐらいの幅の乖離があり、会社側が保守的に見積もっている数値分がそれぐらいあるんだなというのを初めて目にした。
以上から考慮すると、大体経営陣はなにかあった時のための利益目標バッファーを5~8%程度持っていると考えるのが妥当だろう。
心理的にも5%以下しかバッファーないと、過去の業績ボラティリティを考えると下限ブリーチしてしまう可能性がある一方で、10%もバッファーを取ると投資家サイドの心理から見れば職務怠慢と見做されて経営陣側にクレームが入り追放される可能性が増大してしまうので、5~8%のバッファーというのが落としどころみたいになっているのだと思われる。
なので、実際に会社が業績上方修正をかけた時などに、そのバッファーを考慮しても期待を上回る業績になっているのかどうかを確認する必要性がある。
個別企業だとどうしてもその業態の特性などによって業績予想のズレみたいなのは大きくなるので、そこは日経平均のβに対して、それぞれのセクターのβがどれぐらいあるのかを考慮して計算をすれば良いかもと思っていたりする。
例えばベータが2倍のセクターであれば、バッファーは倍ぐらいあるかも、つまり実際に市場期待値を超えるには当初の会社予想業績のEPSから10~16%ぐらい上方修正されるべきという考え方である。
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