中国BYD、国内工場で生産能力削減 ライン増設も延期=関係筋
一番駄目なやつが出てきた。
これまで中国国内で大幅に販売数を増やして躍進してきた中国最大手EVメーカーのBYDだが、過去記事ではこれまでディーラーに過剰在庫を押し付けた上に部品下請け会社への買掛サイトも長くして体裁を保ってきたことについては何回かブログで書いてきた。
さらに、そこからディーラーが耐えきれなくなってきたことから銀行が融資を絞り込み始めた上に、あまりにも部品メーカーへの買掛金支払いサイトが長すぎることから中国政府が介入しそうな雰囲気さえ出てきており、慌ててBYDがディーラー支援や買掛金を支払うことを口約束するなど逆風に関するニュースがいくつも出てきていた。
そこに今回上記のように生産能力の削減をするというニュースが流れてきている。
BYDサイドに全面寄り添った形で考えれば、需要に対して生産量を調整して需給の良化を図ったと言えるが、今まで拡張一辺倒で来たメーカーがそんな殊勝なことを考えている可能性は非常に低い。
普通に考えれば生産量の削減をせざるを得ない立場になっている可能性の方がずっと高いか、中国政府から過剰生産して値引き競争はやめろと言われたかのどちらかである。
生産量の削減をせざるを得ない立場になっているというのは、もはやディーラーがこれ以上の在庫を受け付けられないほど資金繰りが厳しくなっている可能性と、下請け部品メーカーが買掛金支払わなければ部品供給しないと開き直ったかのどちらかあるいは両方の可能性がある。
まあいずれにしろ、生産数を減らしたということはBYDにキャッシュインする量は減るわけである。
しかし、この拡張一辺倒で来ている中でBYDは部品下請け会社への買掛金支払を相当レベルで渋ってきて自社の資金繰りを維持してきたわけである。
中国政府からのこの分についても介入が入りつつあることは下記過去記事でも記載した通りである。
【過去参考記事】
自動車製造企業というのはこの資金繰りというのが業界の特性上非常に重要なことを考えれば、パーフェクトストームとも言える事象であることは間違いない。
しかも無理な拡張策と買掛サイトの支払い延長は過去数年やらかしてきたことを考えれば、その是正は短期間で終わることはないだろう。
つまり、株主に残る想定キャッシュは大幅減になることはほぼ確定的なわけで、株主にとっては大惨事という一言に尽きる。
このような事態に陥った時は株価は通常半値八掛け二割引コースを辿るのが通常だ。
どんなに傷が浅くてもまず半値はみないといけない。
BYDの株価の最高値は150ぐらいだったので、まず75までは一定の株価上下はあれどずるずる持っていかれる可能性は非常に高いと思っている。
その時点でも、今回の資金繰り問題に解決目途が立っていない場合は、おかわり八掛け二割引を食らうので、この業界全体の不健全資金繰り状況の解決目途が立つまではBYDの株価はひたすら下落を続けるだろうと想定しておいた方が良いように思う。
まだBYDの株価自体は120ぐらいあるわけだが、大多数の投資家は状況が見えていないという状況だろうと思う。
【BYDの株価チャート】

日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
一番駄目なやつが出てきた。
これまで中国国内で大幅に販売数を増やして躍進してきた中国最大手EVメーカーのBYDだが、過去記事ではこれまでディーラーに過剰在庫を押し付けた上に部品下請け会社への買掛サイトも長くして体裁を保ってきたことについては何回かブログで書いてきた。
さらに、そこからディーラーが耐えきれなくなってきたことから銀行が融資を絞り込み始めた上に、あまりにも部品メーカーへの買掛金支払いサイトが長すぎることから中国政府が介入しそうな雰囲気さえ出てきており、慌ててBYDがディーラー支援や買掛金を支払うことを口約束するなど逆風に関するニュースがいくつも出てきていた。
そこに今回上記のように生産能力の削減をするというニュースが流れてきている。
BYDサイドに全面寄り添った形で考えれば、需要に対して生産量を調整して需給の良化を図ったと言えるが、今まで拡張一辺倒で来たメーカーがそんな殊勝なことを考えている可能性は非常に低い。
普通に考えれば生産量の削減をせざるを得ない立場になっている可能性の方がずっと高いか、中国政府から過剰生産して値引き競争はやめろと言われたかのどちらかである。
生産量の削減をせざるを得ない立場になっているというのは、もはやディーラーがこれ以上の在庫を受け付けられないほど資金繰りが厳しくなっている可能性と、下請け部品メーカーが買掛金支払わなければ部品供給しないと開き直ったかのどちらかあるいは両方の可能性がある。
まあいずれにしろ、生産数を減らしたということはBYDにキャッシュインする量は減るわけである。
しかし、この拡張一辺倒で来ている中でBYDは部品下請け会社への買掛金支払を相当レベルで渋ってきて自社の資金繰りを維持してきたわけである。
中国政府からのこの分についても介入が入りつつあることは下記過去記事でも記載した通りである。
【過去参考記事】
中国EVメーカーのあまりにも長すぎる買掛金の支払いサイトに中国当局が介入
ということは、キャッシュインは少なくなる一方で、キャッシュアウトは増えるという最悪の事態に陥りる未来がほぼ目の前に差し迫っているわけである。自動車製造企業というのはこの資金繰りというのが業界の特性上非常に重要なことを考えれば、パーフェクトストームとも言える事象であることは間違いない。
しかも無理な拡張策と買掛サイトの支払い延長は過去数年やらかしてきたことを考えれば、その是正は短期間で終わることはないだろう。
つまり、株主に残る想定キャッシュは大幅減になることはほぼ確定的なわけで、株主にとっては大惨事という一言に尽きる。
このような事態に陥った時は株価は通常半値八掛け二割引コースを辿るのが通常だ。
どんなに傷が浅くてもまず半値はみないといけない。
BYDの株価の最高値は150ぐらいだったので、まず75までは一定の株価上下はあれどずるずる持っていかれる可能性は非常に高いと思っている。
その時点でも、今回の資金繰り問題に解決目途が立っていない場合は、おかわり八掛け二割引を食らうので、この業界全体の不健全資金繰り状況の解決目途が立つまではBYDの株価はひたすら下落を続けるだろうと想定しておいた方が良いように思う。
まだBYDの株価自体は120ぐらいあるわけだが、大多数の投資家は状況が見えていないという状況だろうと思う。
【BYDの株価チャート】

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