独メルセデス・ベンツ、第3四半期減収減益 販売不振に為替差損
LVMH、主要事業が振るわず-中国人旅行者の購入で日本は好調
ようやく表面化してきた。
これまで当ブログでは中国消費についてはこれでもかというレベルでディスってきていて、それに関連してきた銘柄は避けるべきというのも書いてきた。
今決算でこの中国消費を捉えていた欧州企業の決算がガタガタになってきているので、書いていきたい。
上記リンクの通り、欧州ブランドメーカーでトップに位置づけするメルセデスベンツとLVMHの決算が全くの不調であった。
理由はやはり中国での売上減少であり、企業側も率直に消費動向の厳しさについて説明している。
もちろんLVMHについては為替の関係で中国より日本の方が商品価格が安くなっていて、日本の方で売れていると説明しているが、合算するとほとんど売上増えてないですよねというのがわかる。
株価についてもLVMHは2022年まで最強でリスクフリーの株みたいに見られていた部分があったが、足下は非常に芳しくない動きとなっていることからも、ファンダメンタルズを考慮するとしばらくどうもこうもなりませんねえという結論になりそうだ。
【LVMHの株価チャート】

ベンツとLVMHの決算はブランド上位なのでまだかなりマシな方である。
問題はトップブランドではなく、中位以下のブランド力しかない企業群だろう。
例えばバーバリーやグッチを販売するケリングなどは、トップ富裕層御用達のブランドではなく、客層の悪い人達メインのブランドであり、超富裕層が余裕ある資金で購入するというより、クレカのリボ払いで無理くり買っちゃうような低属性客の方がずっと多いだろう。
例えば服飾系中位ブランド企業の商品は在庫がアウトレットで捌かれていることを考えても、いかにも客層の財布に余裕があまりないように見えるのは、そこまで想像は難しくない。
こういったことを背景に中位以下ブランドメーカーの株価はベンツやLVMHのように横ばいではなく、明確に底割れしていっている。
【ケリングの株価チャート】

そういうことを考えると、欧州トップブランドでさえかなり決算が苦しいのに、中位以下ブランドはこの逆風に対して株価を維持できるほどの抗い方はできない可能性の方がずっと高いと考えるのが当然で、そういう株を持っている場合にはひどいことにならないうちに損切り投げ売りするのが吉だろうと思うし、一番の成長ドライバーであった中国消費が死んでいることを考えれば中長期投資についても現時点では割高として待ったをかけるべきだろうと思う。
ちなみに、なぜこれほど中国個人消費が死んでいるかは下記過去記事を参考にしてもらいたい。
【過去参考記事】
中国経済の低成長を招いた原因と再成長に必要な要素についての考察
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
LVMH、主要事業が振るわず-中国人旅行者の購入で日本は好調
ようやく表面化してきた。
これまで当ブログでは中国消費についてはこれでもかというレベルでディスってきていて、それに関連してきた銘柄は避けるべきというのも書いてきた。
今決算でこの中国消費を捉えていた欧州企業の決算がガタガタになってきているので、書いていきたい。
上記リンクの通り、欧州ブランドメーカーでトップに位置づけするメルセデスベンツとLVMHの決算が全くの不調であった。
理由はやはり中国での売上減少であり、企業側も率直に消費動向の厳しさについて説明している。
もちろんLVMHについては為替の関係で中国より日本の方が商品価格が安くなっていて、日本の方で売れていると説明しているが、合算するとほとんど売上増えてないですよねというのがわかる。
株価についてもLVMHは2022年まで最強でリスクフリーの株みたいに見られていた部分があったが、足下は非常に芳しくない動きとなっていることからも、ファンダメンタルズを考慮するとしばらくどうもこうもなりませんねえという結論になりそうだ。
【LVMHの株価チャート】

ベンツとLVMHの決算はブランド上位なのでまだかなりマシな方である。
問題はトップブランドではなく、中位以下のブランド力しかない企業群だろう。
例えばバーバリーやグッチを販売するケリングなどは、トップ富裕層御用達のブランドではなく、客層の悪い人達メインのブランドであり、超富裕層が余裕ある資金で購入するというより、クレカのリボ払いで無理くり買っちゃうような低属性客の方がずっと多いだろう。
例えば服飾系中位ブランド企業の商品は在庫がアウトレットで捌かれていることを考えても、いかにも客層の財布に余裕があまりないように見えるのは、そこまで想像は難しくない。
こういったことを背景に中位以下ブランドメーカーの株価はベンツやLVMHのように横ばいではなく、明確に底割れしていっている。
【ケリングの株価チャート】

そういうことを考えると、欧州トップブランドでさえかなり決算が苦しいのに、中位以下ブランドはこの逆風に対して株価を維持できるほどの抗い方はできない可能性の方がずっと高いと考えるのが当然で、そういう株を持っている場合にはひどいことにならないうちに損切り投げ売りするのが吉だろうと思うし、一番の成長ドライバーであった中国消費が死んでいることを考えれば中長期投資についても現時点では割高として待ったをかけるべきだろうと思う。
ちなみに、なぜこれほど中国個人消費が死んでいるかは下記過去記事を参考にしてもらいたい。
【過去参考記事】
中国経済の低成長を招いた原因と再成長に必要な要素についての考察
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック








