オプション建玉
— ライパ (@rrrrraipa) January 29, 2024
38000コール
38000コールが積まれすぎ
近くではなく、遠くのやすいところで上がることを期待している
こういうのは大体到達しない pic.twitter.com/sQm0jl6En5
もう今年中旬以降の話かよというクレームはなしで。
今年に入ってから絶好調な日経平均であるが、現在3万6000円前後でうろうろする展開で、上にいくのか下にいくのかというので多くの人がやきもきしているというのが現状だろう。
そのため、ここであらためて現在日経平均の価格レンジはどの程度で、ここからどう動くのかを自分なりにまとめてみたいと思う。
まず日経平均が3万6000円になった段階で下記過去記事に書いた通り、日経VIの上昇からコール買いでやや雑投資が増えてきたというのは確かだろうと思う。
【過去参考記事】
日本株急騰の小天井を示唆する日経VIの上昇
さらに上記Xのつぶやきからもわかる通り、どうやらスケベロング勢は3万8000円にワンチャンあると考えているようで、このコールが腐る可能性は相当程度高いと思われ、ここが去年の中盤に上昇の壁になったように、同様に小天井として立ちふさがる障害となるだろう。
一方で、以前のブログ記事で書いた通り、3万4000円の腐ったコールの壁はぶちぬいたので、ここを下抜けることはまず考えづらいし、ここにわらわらとプットで保険をかけているやつが多すぎて、そこにストライクして利益が出るというのも、いくらなんでも安易すぎる。
そういったことを考えると、3万8000円の腐りそうなコールの壁を乗り越えられるまでに日経平均は3万5500~3万7500円あたりをしばらくうろうろする展開になりそうだ。
そして前回は3万4000円の腐ったコールの壁を越えるのに半年かかったので、同様にそれぐらい時間がかかると考えると、今年中盤以降に3万8000円の壁を越える可能性が高そうなように感じる。
【日経平均のチャート】

じゃあもう日本株のポジション売っちゃえばいいかというと、それは結構難しい。
理由は以前の記事にも書いたように日本株の上昇は突然発生する。
しかも、それは何のきっかけもなしで起こるわけで、その時点で大体ショートしていた馬鹿を一気に踏み上げながら、一切の押し目無しで上がるわけで、それは既に1月前半にみんなが体験したわけで記憶に新しいだろう。
そういうことを考えれば、ここまで上手く引っ張れて利益が出ている日本株ポジション(特に日経平均とかTOPIXのインデックス)は引き続きキープしながら、指数がちゃぶつく中で個別株でワンチャン狙うというのが戦略的には一番妥当なように思う。
じゃあどんな個別株がいいのかは、ようわからないので各自で判断してもらいたい(投げっぱなし)
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