アングル:8月CPIでも消えない「高金利長期化」、米国株を圧迫へ
米国国債の残存3ヵ月と残存6ヵ月の利回りはほとんど変化はなかった。
ここらへんの年限の金利は5.4~5.5%にあることは、概ねCME開示の先物から計算される政策金利予想と合致する数値となって早2ヵ月となってきている。
前回FOMCではパウエル議長はデータ次第とはいいつつも、あと一回上げるか上げないかというところでの議論になっているわけなので、ここが動くことはもう基本的にない。
【米国債6ヵ月金利のチャート】

次に見ていきたいのは2年債金利である。
ドットプロットで来年の利下げ回数予想が4回から2回になったことから、現在の2年債金利は2年後までに4回程度の利下げを織り込んだ数値となっているように見える。
2年金利が上昇するには利上げ回数のさらに追加的な増加や、利下げ回数の減少が必要であるが、前回FOMCが相当タカ派と捉えられたことを考えれば、それはとりあえずないように思う。
CMEでの政策金利予想を見ると、5.1%というのは来年7月時点の金利であることから、2年債金利5.1%金利もほぼピークのように見える。
【米国2年債金利のチャート】

結局現在の金利水準で一番よくわからないのは中期ゾーンより後ろ側の金利だろう。
特に10年国債金利については、国際供給量や中立金利の議論はあるものの、4.5%にたどり着くとは全く思っていなかったことから、ここは反省すべきポイントだったかなあとは思う。
しかし、米国10年債金利が4.5%にたどり着く中で、やや株式は調整する結果となった。
このことが意味することは、市場は現在経済にとってRestrictiveな金利はどこなのかというところの見極めに時間がかかっていて、株式市場も金利の上限がどこなのかというのを探る展開となっていたが、ようやくRestrictiveな金利はどこかというのが判明したということではないかと思う。
【過去参考記事】
これが前回FOMCのタカ派的休止姿勢を見て長期金利が上昇し、どの年限においても実質金利2%に達したのを見て株式市場は下落した。
このことから、実質的にRestrictiveな金利水準というのは実質金利2%だということで概ね市場に浸透した。
概ね先週の調整で鬼門の9月相場は終わったと考えてよいという段階になったと思う。
下げとしてもちょうどショートで焼かれた人達の境目である4300にも接近したということもあり、特段クレジットも揺れていないことから、この辺から押し目拾っていけばいいんじゃないかなと思う。
【過去参考記事】
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック
米国国債の残存3ヵ月と残存6ヵ月の利回りはほとんど変化はなかった。
ここらへんの年限の金利は5.4~5.5%にあることは、概ねCME開示の先物から計算される政策金利予想と合致する数値となって早2ヵ月となってきている。
前回FOMCではパウエル議長はデータ次第とはいいつつも、あと一回上げるか上げないかというところでの議論になっているわけなので、ここが動くことはもう基本的にない。
【米国債6ヵ月金利のチャート】

次に見ていきたいのは2年債金利である。
ドットプロットで来年の利下げ回数予想が4回から2回になったことから、現在の2年債金利は2年後までに4回程度の利下げを織り込んだ数値となっているように見える。
2年金利が上昇するには利上げ回数のさらに追加的な増加や、利下げ回数の減少が必要であるが、前回FOMCが相当タカ派と捉えられたことを考えれば、それはとりあえずないように思う。
CMEでの政策金利予想を見ると、5.1%というのは来年7月時点の金利であることから、2年債金利5.1%金利もほぼピークのように見える。
【米国2年債金利のチャート】

結局現在の金利水準で一番よくわからないのは中期ゾーンより後ろ側の金利だろう。
特に10年国債金利については、国際供給量や中立金利の議論はあるものの、4.5%にたどり着くとは全く思っていなかったことから、ここは反省すべきポイントだったかなあとは思う。
しかし、米国10年債金利が4.5%にたどり着く中で、やや株式は調整する結果となった。
このことが意味することは、市場は現在経済にとってRestrictiveな金利はどこなのかというところの見極めに時間がかかっていて、株式市場も金利の上限がどこなのかというのを探る展開となっていたが、ようやくRestrictiveな金利はどこかというのが判明したということではないかと思う。
【過去参考記事】
株価上昇には時間がかかりそうな雰囲気を示すエヌビディア決算とジャクソンホール会議後株価動向
これが前回FOMCのタカ派的休止姿勢を見て長期金利が上昇し、どの年限においても実質金利2%に達したのを見て株式市場は下落した。
このことから、実質的にRestrictiveな金利水準というのは実質金利2%だということで概ね市場に浸透した。
概ね先週の調整で鬼門の9月相場は終わったと考えてよいという段階になったと思う。
下げとしてもちょうどショートで焼かれた人達の境目である4300にも接近したということもあり、特段クレジットも揺れていないことから、この辺から押し目拾っていけばいいんじゃないかなと思う。
【過去参考記事】
2022年6月~10月に株売った人達全員が焼かれる相場に突入
日々金融市場で思ったことや金融データをつぶやいている村越誠のツイッターはこちらのリンクをクリック



