ガーナ、対外債務支払いの一部停止 インフレで経済苦境
バブル崩壊の総仕上げ的な話だろう。
ここ数年は新興国が外貨建て債務を返済できないということでデフォルトする事例が増えてきている。
ここ数年で思いつくデフォルトはベネズエラ、スリランカ、そして本当に直近ではガーナと資源価格が下がってもだめだし上がってもダメだしみたいな形で、この流れは止まっていないのが現状である。
なぜ今こうしたフロンティア国家がバンバンデフォルトしているのか?
デフォルトするためには、そのためにはそもそもなぜこのような国がデフォルトするような借入を起こせたのかという話になる。
思い起こせばこうした実力のない新興国がドル建てで国債を発行するようになったのは2010年頃からだったと記憶している。
その当時はまだリーマンショック前の新興国バブルブームが続いていたことと、資源関連もまだ希望があったことから新興国ならなんでも投資できるんではないかと投資家が安易に考えていた時期である。
さらにリーマンショックのために米国金利が大きく低下したことから、外国人投資家の高利回りを求めるニーズと新興国の大量に借りたいというニーズが合致して、これまで比較的先行き経済成長に確固たる根拠のある新興国だけではなく、まともな産業が見当たらないような意味不明な新興国がどんどんドル建て国債を発行した。
しかし、その後はお察しである。
ドル建てで借りたお金はドルで金を返さなければいけないわけで、ドルで借りたお金はドルを稼ぐための投資に使われるべきものである。
ようは輸出や輸出を促進するためにインフラ投資など、対外ファイナンスを強化されるものに使われなければいけない。
しかし、実際は実力が備わっていない新興国は借り入れたドル建て国債の資金を国内のバラマキに使ったり、政治家が自分のポケットにしまったりとやりたい放題である。
そのことがわかっていたので、2000年代まではこうしたドル建て国債でお金を借りられる新興国はほんの一握りであったわけだが、2010年の米国ゼロ金利を背景にこのたがが外れてしまって借入ブームを起こしてしまった。
そして一向に対外ファイナンス能力(つまりは経常収支だが)が向上せず、2010年代に借入を起こした債務の返済期限が近付いてきた中でリファイナンスができず、デフォルトが発生しているということになる。
この新興国の対外ファイナンスの概念の話は下記を参考にしてもらいたい。
【過去参考記事】
ドベ新興国新興国経済を見る上で重要な「国際収支の天井」という概念
結局G20に入るような新興国ならともかく、それ以下の産業基盤もクソもないような新興国は2010~2014年に発生した新興国ドル建て国債発行バブルに乗っかってしまったツケを未だに払っているという状況であり、それは米国上場している新興国ドル建て国債ETFのEMBの価格推移を見ればお察し的な話であり、実力のない新興国はまだ暗いトンネルから脱することができない状態が続いている。
【EMBのチャート】

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ここ数年で思いつくデフォルトはベネズエラ、スリランカ、そして本当に直近ではガーナと資源価格が下がってもだめだし上がってもダメだしみたいな形で、この流れは止まっていないのが現状である。
なぜ今こうしたフロンティア国家がバンバンデフォルトしているのか?
デフォルトするためには、そのためにはそもそもなぜこのような国がデフォルトするような借入を起こせたのかという話になる。
思い起こせばこうした実力のない新興国がドル建てで国債を発行するようになったのは2010年頃からだったと記憶している。
その当時はまだリーマンショック前の新興国バブルブームが続いていたことと、資源関連もまだ希望があったことから新興国ならなんでも投資できるんではないかと投資家が安易に考えていた時期である。
さらにリーマンショックのために米国金利が大きく低下したことから、外国人投資家の高利回りを求めるニーズと新興国の大量に借りたいというニーズが合致して、これまで比較的先行き経済成長に確固たる根拠のある新興国だけではなく、まともな産業が見当たらないような意味不明な新興国がどんどんドル建て国債を発行した。
しかし、その後はお察しである。
ドル建てで借りたお金はドルで金を返さなければいけないわけで、ドルで借りたお金はドルを稼ぐための投資に使われるべきものである。
ようは輸出や輸出を促進するためにインフラ投資など、対外ファイナンスを強化されるものに使われなければいけない。
しかし、実際は実力が備わっていない新興国は借り入れたドル建て国債の資金を国内のバラマキに使ったり、政治家が自分のポケットにしまったりとやりたい放題である。
そのことがわかっていたので、2000年代まではこうしたドル建て国債でお金を借りられる新興国はほんの一握りであったわけだが、2010年の米国ゼロ金利を背景にこのたがが外れてしまって借入ブームを起こしてしまった。
そして一向に対外ファイナンス能力(つまりは経常収支だが)が向上せず、2010年代に借入を起こした債務の返済期限が近付いてきた中でリファイナンスができず、デフォルトが発生しているということになる。
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結局G20に入るような新興国ならともかく、それ以下の産業基盤もクソもないような新興国は2010~2014年に発生した新興国ドル建て国債発行バブルに乗っかってしまったツケを未だに払っているという状況であり、それは米国上場している新興国ドル建て国債ETFのEMBの価格推移を見ればお察し的な話であり、実力のない新興国はまだ暗いトンネルから脱することができない状態が続いている。
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