エムスリー株、熱狂どこへ 市場はコロナ後を注視
株価高い位置のポジションがしこっているが、明らかに買い集めているやつは出てきている。
上記日経新聞記事でかつて日本の中小型グロース株の代表格として輝かしい株価パフォーマンスを出した後に株価が大幅下落したエムスリー株に対する記事が書かれている。
この記事を見て思い出したのは、そういえば2020年末にエムスリー株はさすがにバブりすぎでしょと感じて記事を書いていたが、まさにそこがド天井となっていた。
【過去参考記事】
天井の時はPER100倍みたいな意味不明なバリュエーションになっていた。
その後結局はグロース株全てが崩壊し、ひどいレベルにまで株価が下落した。
エムスリーもその例外ではなく、エムスリーもこの記事から数日後のド天井後から一回許されそうな気配を出してからの65%下落と目も当てられない下落の仕方をした。
【エムスリー株の週足チャート】

天井付近で掴んだ人は一切救われない展開となり、多くの人が泣く泣くポジションを切ったことだろうと思う。
しかし、ここ4-6ヵ月ぐらいの動きは注目すべき部分があるので、より4-6ヵ月の部分をクローズアップして見てもらいたい。
【エムスリー株の日足チャート】

注目すべきなのは2点である。
一つはエムスリー株は営業キャッシュフローがマイナスでもないし、利益が赤字ではなく毎年きちんとEPS成長を見せているグロース株の中でも手堅い優良グロース株である。
PER100倍からPER40倍台とかなり冷静なバリュエーションにまで落ちてきた。
さらに言えば、とある移動平均線より下に株価は位置しており、割安だよねという比較的バリュー的な買いを入れるところとしてはやりやすい位置にいると思う。
もう一つの点はとある指標を見れば明らかにここ半年ぐらいはド根性を決めて淡々と底値買いを繰り返している機関投資家が増えている気配があることにある。
株価の下落幅が明らかにそれ以前の下落幅と比べて小さくなっている。
これが意味することは機関投資家が安値で拾えるチャンスだが、どれだけまだ売りが出るかわからないし、変に大きな買いを入れて株価にインパクトを与えないようにじりじりと買い集めているということだろう。
(なお資金流入デカすぎてARKKやひふみみたいにインパクトを与えて吊り上げようとするやつはその後パフォーマンス悪化してのたうち回る。)
ようは投げ売られたところを機関投資家が拾っているということである。
この辺のテクニカル分析は一体どこを見て判断しているのかという話は下記記事を参考にしてもらいたい。
【過去参考記事】
どのようにして株式相場で投げ売りされていると判断すべきか注目すべき3つのポイント
以上からエムスリー株について1年半という長い期間を経てようやく底打ちしたと言えそうだ。
ただし、バブったところで大量にやらかしてしまっているポジションは未だ相当数いる。
そのため再度株価が大幅高するためにはまだ長い時間がかかるし、上にいるやれやれ売りが飛んでくることは想像しやすいため、相当長い期間で辛抱強く保有する気概があるというのではないと、実はここからしばらくはインデックスに負けるようなパフォーマンスしかでない可能性も高いように思われる。
(まあ下がらないだけましなのかもしれないが)
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株価高い位置のポジションがしこっているが、明らかに買い集めているやつは出てきている。
上記日経新聞記事でかつて日本の中小型グロース株の代表格として輝かしい株価パフォーマンスを出した後に株価が大幅下落したエムスリー株に対する記事が書かれている。
この記事を見て思い出したのは、そういえば2020年末にエムスリー株はさすがにバブりすぎでしょと感じて記事を書いていたが、まさにそこがド天井となっていた。
【過去参考記事】
エムスリー株が一旦天井を迎えそうだと思ったロジック
天井の時はPER100倍みたいな意味不明なバリュエーションになっていた。
その後結局はグロース株全てが崩壊し、ひどいレベルにまで株価が下落した。
エムスリーもその例外ではなく、エムスリーもこの記事から数日後のド天井後から一回許されそうな気配を出してからの65%下落と目も当てられない下落の仕方をした。
【エムスリー株の週足チャート】

天井付近で掴んだ人は一切救われない展開となり、多くの人が泣く泣くポジションを切ったことだろうと思う。
しかし、ここ4-6ヵ月ぐらいの動きは注目すべき部分があるので、より4-6ヵ月の部分をクローズアップして見てもらいたい。
【エムスリー株の日足チャート】

注目すべきなのは2点である。
一つはエムスリー株は営業キャッシュフローがマイナスでもないし、利益が赤字ではなく毎年きちんとEPS成長を見せているグロース株の中でも手堅い優良グロース株である。
PER100倍からPER40倍台とかなり冷静なバリュエーションにまで落ちてきた。
さらに言えば、とある移動平均線より下に株価は位置しており、割安だよねという比較的バリュー的な買いを入れるところとしてはやりやすい位置にいると思う。
もう一つの点はとある指標を見れば明らかにここ半年ぐらいはド根性を決めて淡々と底値買いを繰り返している機関投資家が増えている気配があることにある。
株価の下落幅が明らかにそれ以前の下落幅と比べて小さくなっている。
これが意味することは機関投資家が安値で拾えるチャンスだが、どれだけまだ売りが出るかわからないし、変に大きな買いを入れて株価にインパクトを与えないようにじりじりと買い集めているということだろう。
(なお資金流入デカすぎてARKKやひふみみたいにインパクトを与えて吊り上げようとするやつはその後パフォーマンス悪化してのたうち回る。)
ようは投げ売られたところを機関投資家が拾っているということである。
この辺のテクニカル分析は一体どこを見て判断しているのかという話は下記記事を参考にしてもらいたい。
【過去参考記事】
どのようにして株式相場で投げ売りされていると判断すべきか注目すべき3つのポイント
以上からエムスリー株について1年半という長い期間を経てようやく底打ちしたと言えそうだ。
ただし、バブったところで大量にやらかしてしまっているポジションは未だ相当数いる。
そのため再度株価が大幅高するためにはまだ長い時間がかかるし、上にいるやれやれ売りが飛んでくることは想像しやすいため、相当長い期間で辛抱強く保有する気概があるというのではないと、実はここからしばらくはインデックスに負けるようなパフォーマンスしかでない可能性も高いように思われる。
(まあ下がらないだけましなのかもしれないが)
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