ベラルーシ、EUへのガス供給停止を示唆 国境の移民問題めぐり
またこの地域から欧州はもめるパターン。
この2年ぐらいはコロナ禍にみんな対応を追われまくっていたということもあり、地政学リスクは台湾を除けばそこまで目立った話は出てきていなかった。
しかしここにきてベラルーシが話題にのぼりつつある。
ことの背景はベラルーシで実質的に独裁しているルカシェンコ大統領が選挙で2020年に不正を働いたとして反政府デモが起こる中でルカシェンコ氏が強権を発動していることにある。
非人道的とEUから批判され、かつ直近ではベラルーシを脱出しようとする難民がポーランド国境に押し寄せているということもあり、EUが制裁も辞さない態度を示していることにある。
それに対してルカシェンコ氏はロシアにすり寄ると同時にロシアからのガスパイプラインの通り道であることからガス供給を止めるぞとEUを脅迫するという、なんかウクライナの時と似たような流れになりつつある。
今はまだ大袈裟なことにはなっていないが、ルカシェンコ氏が何かをきっかけに失脚するパターンになるとかなり物事は複雑化する。
それはなぜかといえば地図を見てもらいたい。
【欧州の地図】

ロシアにとっては EUと国境を接するのは絶対に避けたい。
なぜならEUサイドと陸続きになるのはリスクが非常に高いし、EUの支配地域には米軍のミサイル基地が置けるわけで、モスクワに届く中距離ミサイル基地を置かれる可能性をどうしても避けたいと考えている。
このEUとロシアに挟まれた地域が難しいのはこの一帯に属する国はEUとロシアどちらからも金を引っ張ってこれを懐に入れようとしているところにある。
ウクライナはこれをやりすぎたせいで国がEU派とロシア派で分断され、EUがかなり前のめりになっていたことからロシアが慌てて軍を派遣してクリミアまでを併合し、米国とひと悶着起きかねない事態にまで発展し相場を揺らした。
【参考】
今回のベラルーシのルカシェンコ氏についてはEUに制裁を食らいそうだということで現状ロシア側寄りということもあり、ロシア側は軍事行動に出る必要性はないと見て事態を静観している。
ルカシェンコ氏が居座っている限りは変な事態にはならないと思われる。
一番危険なのはルカシェンコ氏がいきなり出現した反政権勢力によって追いやられて追放されそうになった時である。
この時ルカシェンコサイドと親EUサイドで強烈な綱引きが起き、ロシア側は支配を保つために軍を派遣することも辞さないだろう。
そのような事態になれば、なんとなく事態は2014年クリミア併合の事件に沿った形になるかもしれない。
現在エネルギー供給不足で企業業績にも影響が出てきている欧州エネルギー価格高騰問題だが、この辺の事件をきっかけにさらなる危機の事態にならなければと思うが、まあ今考えても相場に影響出るかどうかは見通せないのでとりあえず頭の片隅に入れておけばいいかなと思う。
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またこの地域から欧州はもめるパターン。
この2年ぐらいはコロナ禍にみんな対応を追われまくっていたということもあり、地政学リスクは台湾を除けばそこまで目立った話は出てきていなかった。
しかしここにきてベラルーシが話題にのぼりつつある。
ことの背景はベラルーシで実質的に独裁しているルカシェンコ大統領が選挙で2020年に不正を働いたとして反政府デモが起こる中でルカシェンコ氏が強権を発動していることにある。
非人道的とEUから批判され、かつ直近ではベラルーシを脱出しようとする難民がポーランド国境に押し寄せているということもあり、EUが制裁も辞さない態度を示していることにある。
それに対してルカシェンコ氏はロシアにすり寄ると同時にロシアからのガスパイプラインの通り道であることからガス供給を止めるぞとEUを脅迫するという、なんかウクライナの時と似たような流れになりつつある。
今はまだ大袈裟なことにはなっていないが、ルカシェンコ氏が何かをきっかけに失脚するパターンになるとかなり物事は複雑化する。
それはなぜかといえば地図を見てもらいたい。
【欧州の地図】

ロシアにとっては EUと国境を接するのは絶対に避けたい。
なぜならEUサイドと陸続きになるのはリスクが非常に高いし、EUの支配地域には米軍のミサイル基地が置けるわけで、モスクワに届く中距離ミサイル基地を置かれる可能性をどうしても避けたいと考えている。
このEUとロシアに挟まれた地域が難しいのはこの一帯に属する国はEUとロシアどちらからも金を引っ張ってこれを懐に入れようとしているところにある。
ウクライナはこれをやりすぎたせいで国がEU派とロシア派で分断され、EUがかなり前のめりになっていたことからロシアが慌てて軍を派遣してクリミアまでを併合し、米国とひと悶着起きかねない事態にまで発展し相場を揺らした。
【参考】
2014年クリミア危機 - Wikipedia
今回のベラルーシのルカシェンコ氏についてはEUに制裁を食らいそうだということで現状ロシア側寄りということもあり、ロシア側は軍事行動に出る必要性はないと見て事態を静観している。
ルカシェンコ氏が居座っている限りは変な事態にはならないと思われる。
一番危険なのはルカシェンコ氏がいきなり出現した反政権勢力によって追いやられて追放されそうになった時である。
この時ルカシェンコサイドと親EUサイドで強烈な綱引きが起き、ロシア側は支配を保つために軍を派遣することも辞さないだろう。
そのような事態になれば、なんとなく事態は2014年クリミア併合の事件に沿った形になるかもしれない。
現在エネルギー供給不足で企業業績にも影響が出てきている欧州エネルギー価格高騰問題だが、この辺の事件をきっかけにさらなる危機の事態にならなければと思うが、まあ今考えても相場に影響出るかどうかは見通せないのでとりあえず頭の片隅に入れておけばいいかなと思う。
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