米10月中古住宅販売件数、前月比0.8%増の年率634万戸―市場予想上回る
インフレ対策としての住宅購入に切迫感が出てきている。
現在のところ米国の消費能力を一番示していると思われる中古住宅販売統計10月分の数値が出てきた。
(米国経済指標の見方については下記参考)
【過去参考記事】
投資の役に立つ統計から米国経済の状況を読み解く方法
新築関連の統計は低調であったが、サプライチェーンの問題で資材や労働者の手当ができなくて建設が進まない的な話があって一部ではほんまかいなという話が出ていたが、新規で建設する必要性がなく出物があればすぐに買えるといった特徴のある中古住宅販売が統計であったことから、新築動向の低調さは全てサプライサイドの問題だと片付けられそうだ。
さらに上記の記事を見ると、家賃やインフレ率全体の上昇から、これ以上家賃が増加するぐらいなら今低金利のうちにさっさと住宅を買ってしまおうという動きが出ていることについて言及されている。
これはごく当たり前の動きであり、インフレ率上昇に対して比較的余裕のある一般庶民がすぐに着手できる資産防衛やインフレ対策は今は住宅購入なのは疑いがないだろう。
リーマンショック以降はずっとデフレで家賃の上昇率は過去と比較すれば相当緩く、そういった意味で住宅購入にはあまり切迫感はなかったが、現在の住宅購入切迫感はリーマンショック前のサブプライムローンバブルに近いものがあると思う。
しかし前回のサブプライムローンバブルの時と違う点は決して銀行がノーガード審査をしているわけでもなく、在庫が急増していて火種がまかれているわけでもないといったところで、このままFRBが金融引き締めに出遅れつづけて超長期金利が上がらない限りにおいては共働きで住宅ローンが払えない限界まで住宅価格上昇が続く可能性が出ている。
特に米国の場合は既に住宅ローンを住み続けて返し切るという意識はすごく軽薄で、最終的にはどこかのタイミングで売却して完済するというのが当たり前になりつつある中で、完済能力ではなく住宅ローンの利払いが払え続けられるのかどうかというレベルにまで発展しかねないようにも感じる。
最近もこれまでずっと1ドルショップを続けていたダラーツリーがついにギブアップして1.25ドルに全ての商品を値上げすることを発表したりと、一般庶民にも広くインフレマインドが浸透していることを考えれば、超長期金利上昇に働きかけるような金融引き締めが起きない限りは切迫感のある住宅購入トレンドは崩れないように思える。
インフレで需要が減退すると見る動きもあるが、個人的にはどちらかというと金を借りてでもモノを手に入れるといった動きの方が現在は勝っているように見える。
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さらに上記の記事を見ると、家賃やインフレ率全体の上昇から、これ以上家賃が増加するぐらいなら今低金利のうちにさっさと住宅を買ってしまおうという動きが出ていることについて言及されている。
これはごく当たり前の動きであり、インフレ率上昇に対して比較的余裕のある一般庶民がすぐに着手できる資産防衛やインフレ対策は今は住宅購入なのは疑いがないだろう。
リーマンショック以降はずっとデフレで家賃の上昇率は過去と比較すれば相当緩く、そういった意味で住宅購入にはあまり切迫感はなかったが、現在の住宅購入切迫感はリーマンショック前のサブプライムローンバブルに近いものがあると思う。
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特に米国の場合は既に住宅ローンを住み続けて返し切るという意識はすごく軽薄で、最終的にはどこかのタイミングで売却して完済するというのが当たり前になりつつある中で、完済能力ではなく住宅ローンの利払いが払え続けられるのかどうかというレベルにまで発展しかねないようにも感じる。
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