GDP Makes History As Jobless Claims Show Recovery Stalling; Dow Jones Falls
予想は外したが結果オーライ。
米国新規失業者保険申請数についてシーズナルファクターを考えると滑りそうと予想したが、結果は予想145万件ぐらいだったのが、季節調整で143万件と意外にも 滑らなかったという、全く自分の予想は外れる形になった。
<過去参考記事>
一応季節調整前では新規失業者は減少しているが、季節調整をかけると二週連続で増えているというような言説が多かった。
ただ、こちらは統計結果としてはまだマシな方かもしれない。
一方で問題は継続失業保険受給の方にある。
こちらが今回はド滑りしている。
予想1620万件ぐらいだったのが、実績1700万件とド滑りした挙句、さらに失業者が増えていることを示唆することになっている。
新規失業者はほぼ予想ベースなのに、一方で継続失業保険受給者数が予想外に増加しているということは、新しくクビになる人は予想の範疇に入ってきたが、新規で雇われる人が予想を下回ってきているということを意味している。
そうなると連鎖的に次の雇用統計の非農業雇用者数が滑る可能性が高いし、失業率も高止まりしそうというのもほぼベースシナリオになってくるだろう。
ということはこの時点で雇用増加による改善が止まっていることを意味しており、現在市場はそれ自体がネガティブなのではないかという判断をしているような動きを見せている。
<米債30年利回りのチャート>

赤丸で囲った部分がTMFを追加したタイミングだが、とりあえずリスクオフ対応時のTMF追加作戦は上手くいった。
問題は利益確定ポイントだが、とりあえず米債30年金利1.15%ぐらいを一回目の利益確定ぐらいで考えておこうと思う。
こちらは多少のリスクオンが来ても次回雇用統計が滑る可能性高いことを考えれば、まだ引っ張れると考えている。
貴金属ロングは昨日ブログ記事にした要因でしばらくお休みするのが吉だと思う。
特にパラヂウムは中国人による買いが上昇寄与の大半だったように思えるので、追加するにしてもゴールドかシルバーのどちらかを狙うのが無難かと思う。
<過去参考記事>
株ショートで一つ難しいと感じているのはまだクレジットが崩れていないことである。
<クレジット類ETFの7/30の場中価格変動>

FRBが買い介入策を揃えているということもあるが、ここをどう解釈するかで各自投資判断が変わってくる。
下げ目線で考えているならば、クレジットの下げ方が甘いのはクレジット投資家が油断しているからで、クレジットが下がるまではガンガン色んな株ショートを積み増せるという考えのもと戦略を組み立てるべきだろう。
一方で、いやクレジットが耐えているということはこれは単なる株の押し目だと考えることも一理あり、何かしら鉄火場スケベロングするというのも戦略の一つだ。
ここは各自が取りたい戦略と見通し次第になるだろう。
なお、こうした米国統計の読み取りについては下記記事を参考にしてほしい。
<過去参考記事>
投資の役に立つ統計から米国経済の状況を読み解く方法
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予想は外したが結果オーライ。
米国新規失業者保険申請数についてシーズナルファクターを考えると滑りそうと予想したが、結果は予想145万件ぐらいだったのが、季節調整で143万件と意外にも 滑らなかったという、全く自分の予想は外れる形になった。
<過去参考記事>
次回米国新規失業者保険申請数統計は天王山
一応季節調整前では新規失業者は減少しているが、季節調整をかけると二週連続で増えているというような言説が多かった。
ただ、こちらは統計結果としてはまだマシな方かもしれない。
一方で問題は継続失業保険受給の方にある。
こちらが今回はド滑りしている。
予想1620万件ぐらいだったのが、実績1700万件とド滑りした挙句、さらに失業者が増えていることを示唆することになっている。
新規失業者はほぼ予想ベースなのに、一方で継続失業保険受給者数が予想外に増加しているということは、新しくクビになる人は予想の範疇に入ってきたが、新規で雇われる人が予想を下回ってきているということを意味している。
そうなると連鎖的に次の雇用統計の非農業雇用者数が滑る可能性が高いし、失業率も高止まりしそうというのもほぼベースシナリオになってくるだろう。
ということはこの時点で雇用増加による改善が止まっていることを意味しており、現在市場はそれ自体がネガティブなのではないかという判断をしているような動きを見せている。
<米債30年利回りのチャート>

赤丸で囲った部分がTMFを追加したタイミングだが、とりあえずリスクオフ対応時のTMF追加作戦は上手くいった。
問題は利益確定ポイントだが、とりあえず米債30年金利1.15%ぐらいを一回目の利益確定ぐらいで考えておこうと思う。
こちらは多少のリスクオンが来ても次回雇用統計が滑る可能性高いことを考えれば、まだ引っ張れると考えている。
貴金属ロングは昨日ブログ記事にした要因でしばらくお休みするのが吉だと思う。
特にパラヂウムは中国人による買いが上昇寄与の大半だったように思えるので、追加するにしてもゴールドかシルバーのどちらかを狙うのが無難かと思う。
<過去参考記事>
中国の貴金属取引規制強化で銀価格は一旦調整入りへ
株ショートで一つ難しいと感じているのはまだクレジットが崩れていないことである。
<クレジット類ETFの7/30の場中価格変動>

FRBが買い介入策を揃えているということもあるが、ここをどう解釈するかで各自投資判断が変わってくる。
下げ目線で考えているならば、クレジットの下げ方が甘いのはクレジット投資家が油断しているからで、クレジットが下がるまではガンガン色んな株ショートを積み増せるという考えのもと戦略を組み立てるべきだろう。
一方で、いやクレジットが耐えているということはこれは単なる株の押し目だと考えることも一理あり、何かしら鉄火場スケベロングするというのも戦略の一つだ。
ここは各自が取りたい戦略と見通し次第になるだろう。
なお、こうした米国統計の読み取りについては下記記事を参考にしてほしい。
<過去参考記事>
投資の役に立つ統計から米国経済の状況を読み解く方法
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