村越誠の投資資本主義

グローバルな情報をもとに投資資産を積んでいく慎重派投資家

世界全体観

スローな貿易動向は構造的なもの

世界貿易、18年3%増に減速 米中摩擦で
リーマン前は貿易量の増加率は世界のGDP成長率の2倍というのが通説だった。

しかしリーマンショック以降はほぼ世界のGDP成長率程度ぐらいしか増加していない状態だ。
結局リーマンショック前までぐらいで世界的に人が相当程度豊かになり、少なくともモノは相当程度満たされている状態になっている証左になっているのだと思う。

それに足元株価的な伸長が大きいのはITというのを考えれば、IT企業自体が従来産業企業よりも設備投資額は低く、やはりモノに対する需要は以前ほどじゃないですねというのがストレートに貿易低迷に反映されているのだと思う。
今後はサービスでいかに効率良く稼いでいくかが企業にとって重要な局面になると個人的には思っている。 

もはや米国に全面依存することはできないと考える世界各国

「反米」3首脳、シリアで連携 中東で存在感誇示
上記はロシア・トルコ・イラン三ヵ国が昨今の米国トランプ政権の口撃に対して、真剣に対抗しなければいけないと結束し始めたことを意味している。
でもこれは、決して反米3ヵ国に限定していないと思う。
今まで西側諸国やその他多くの国が米国になんだかんだ支援してもらい、そして良い関係を築いてきた。
過去に多少いざこざはあろうが、ここまで致命的に亀裂が出る現象はなかった。
しかし、トランプ政権の昨今の過激な貿易交渉により、ほぼ全世界各国は「このまま米国に全面的に依存することはリスクが大きすぎる。分散先を確保しないとまずい」と考え始めている。

もちろん目立って反米的な動きを見せることは、わざわざ米国の反感を買うのでできないことだが、裏でこっそり色んな国が色んな国と水面下で様々な提携の交渉をし、米国依存度を減らそうと動いている。
これはもはや不可逆的な動きであり、反米あるいは対米といった形で新たに連携を取る国や地域は今後どんどん増加していくだろう。

2018年度各地域の企業の増益率一覧

米企業、好況で24%増益 4~6月
記事のグラフにもあるけど、各地域の2018年度の予想増益率が
米国・・・22%
アジア・・・10%
欧州・・・10%
日本・・・-2%
ということのようだ。

ただし米国は減税の下駄を履いているので、実際は10~12%ぐらいの増益率かなと思う。
大体株価の上昇率もその程度と考えればいいかなあと思う。

バルチック海運指数が七か月ぶりに高値

大型ばら積み船の用船料、7カ月ぶり高値
今年に入ってからは比較的バルチック海運指数は堅調に推移している。
特段景気が悪化する懸念はないと思う。

徐々に手打ち感を出し始めた米国の通商政策

駐独米大使「米・EU間の車関税ゼロに」
米国がZTEの一部事業活動の暫定的再開容認-購入解禁も検討

徐々に手打ち感が出始めている感触。
トランプ政権の目的は、最終的には譲歩を引き出して、選挙に向けてアピール材料を揃えたいというところなので、ぼちぼち譲歩点を探り始めたという感じがし始めている。
そして最大の山場は7/6の中国との関税を開始するのかどうかというところにある。
はてさてどうなるやら
 
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プロフィール

村越誠

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