ほぼ10月終わったので先に相場を振り返っておこうと思う。

・10月はブルにブルを重ねた相場であった。
ロングポジションを持っている自分としてもここまで上がるかというブル一辺倒の相場であった。
元々季節的には10月~1月は相場が強くなりやすい季節と言われており、9月のヘッジファンドの売りをこなした後のおいしい相場である。

さてさて、 10月に大きく相場を揺さぶったのはやはり安倍政権が選挙に打って出たことにあろう。
出た時はちょうど山尾氏の不倫疑惑などで民進党がボロカスになっていたところだったので、あの時点ではほぼベストタイミングだったというのは記事でも何度か記載した。
しかし、そこから小池氏の希望の党誕生により、最初は希望の党が大きな脅威になっていたが、やはり小池氏の無能っぷりや前原氏の賭けの失敗により、一気に凋落。
結果単に野党を割る結果に陥った。
加えて共産党も立憲民主党というバリバリ左側の党派が生まれたことにより、こちらも凋落。

今は結果論だが、その雰囲気が出た時点で外人勢が一気に日本株を買い越しに向かった。
加えて円安も同様に大きく発生した。
<日経平均のチャート>
無題

しかも予想外だったのが、選挙終了後も買いの流れが全く止まらなかったことだ。
選挙翌日の月曜日段階で、確かにツイッターや友人では「月曜日は寄り天、織り込み済み」という意見が多数派であったが、これは全く外人には当てはまらなかったようである。
自分は日経平均などの大型は触っていなかったが、日本中小型株と円安でこの部分の恩恵はとれた。

<新興国・香港株>
こちらも米国の税制改革進展やFRB議長の選考などにより米債金利高になったが、思ったより耐えてくれたというイメージだ。

しかしメインで持っている香港ハンセンは2015年の中国株バブルの高値とのお見合いになっており、ここをしっかり抜けるまではすこしぐだっている状況だ。

<香港ハンセン指数>
無題

しかし、中国の景気の足腰はしっかりしており、今や世界のリスク資産の底上げ要因になっている中国人投資家の動きは活発なことから、大きな心配はないと思う。
しかし新興国でも素行の悪い国(トルコ、南アフリカなど)はやはり調子が悪いし、ブラジルもちょっと飽きられた感が出始めている。

<米国株>
前半はダウに採用されている銘柄の好決算でばかすかダウだけが上がる展開となった。
ダウ採用銘柄で決算が悪かったのはGEのみで、キャタピラー・ボーイング・3Mなど超好決算から金融ネームの順当な決算の安心感からダウが高騰。

<ダウ工業株指数>
無題

しかし、おとといの大手IT系株の決算が爆発したことから、一気にナスダックも巻き返しに向かっている。

<ナスダック100指数>
無題

<来月以降の相場見通しとポジション>
一つは不振だったナスダック株指数の巻き返しが非常に楽しみになる月だと思う。
今までFAMG株はおじさんサラリーマン機関投資家があまり理解できていなかった銘柄群だったが、それがこの前の決算で粉々に打ち砕かれたので、慌ててポジションを積み増す動きが出るだろう。

日本株はまだ上がりそうですが正直いうとよくわかりません。
為替がさすがに114円達して一旦落ち着くという雰囲気が出ている。
ただ為替も正直ドル円については見通しずらく、あんまり動かないんじゃないかなと思っている。
ただしユーロドルはどう考えてもチャートの節目を割ったので、ユーロドルが下落することだけは確信度が高い。

新興国株については少し警戒している。
昨日あたりから新興国ドル債にぱらぱらと売りが出始めている感触がある。
それにドル高新興国通貨安が全般として出始めていることも若干難点だ。
ただ、一部の国を除いては現地通貨建て国債にまで売りは波及していないし、現地通貨安といってもまだ幅は大したことないので、のんびり観察しようと思う。

JREITは崖から転落一歩手前で踏ん張っているが陥落は近いと考えている。
今は売り買い錯そうしているが、買いが勝つことはまずないと考えている。

以上を踏まえて、ポジションは現在の状況を維持する方向で考えている。
ただ、JREITが1500台前半へ突入するならばそこでのエントリーを考えたいと思う。

<現在の配分>
無題