村越誠の投資資本主義

グローバルな情報をもとに投資資産を積んでいく慎重派投資家

個人的取引

シルバーは20ドル割れを狙ってショート継続

Silver Price Forecast – Silver Get Hammered Due to Dollar Strength

そんなにシルバーって持っていたいものなんでしたっけと自問自答。

昨日らへんから貴金属類がひどい値動きをしていて、特にシルバーの下げ方はかなりきつい。
まあ普通に考えるとゴールドみたいな各国中銀の外貨準備高に入る需要があるゴールドはともかく、ゴールドと比べて単価安くてかさばるシルバーってそんなにお前ほしいのって言われるとうーんとなるわけで、単なる貴金属が一年間で70%も上昇することの方が不合理だったと言えよう。
そこにFRBのQEおかわりなし観測があれば、ぱつぱつに上昇したシルバーが下落することはまあいつかはそうなりますよねという話である。
それと欧米の銀行がなんかマネロンで刺されそうになっていて、一般的に貴金属類はマネロンの温床になりやすいということも今回の下げの一因にもなっていると思う。
個人的にはシルバーショートETFであるZSLを持っているのでこの動きは大歓迎である。

問題はどこまで値下がりを狙えるかである。
最近は自分は投資においては何かしらの根拠を持って目標株価を見定めるのが好きだ。
上げ局面では未来は無限なのでこのやり方はあまりうまくいかないが、下げ局面の時は誰がどれだけ投げるのかを考えるのと等しいので有効性が高いように思う。

今回貴金属類は主に欧米投資家のETF買い一本足打法で上がってきたように思う。
そうなるとETFのポジションがどこまで整理されるのかが値下がり目処のポイントになるだろう。
特にここ数週間気になっていたのが、シルバーETFが米国株価を代表する指数に連動する巨大ETFであるQQQと出来高でタメはれるレベルでコールオプションが買われていることである。

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そこでCBOEからオプション取引データを取得してPythonコードでデータを整形してみたところ、露骨にコールオプション買いがやらかした後が出来高と価格チャートのマッチングによって判明した。

<参考記事>
【コピペでOK】CBOEサイトから個別銘柄のオプション日次出来高情報をPythonで可視化する方法

<CBOE集計のSLV(シルバーETF)のオプション出来高>
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<シルバーの価格チャート>
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上記オプション出来高と価格チャートを合わせて見ると、7/20以降の上昇はほぼ全てコールオプション買いが引き起こした現象だとわかる。
価格でいうと20ドル以上は全部やらかしである。
今回は過剰流動性に調子乗ってコールオプション買いまくって皆やらかしているわけなので、この人達がペインの最先端にいることはほぼ間違いない。
そこにFRBのおかわりなし宣言である。
そう考えればシルバーが20ドル割れを瞬間風速で見れる可能性がワンチャンありそうだ。
ということでワンチャン20ドル割れまで引っ張ってみようと思う。
少なくとも25ドル近辺なんていうのは私をショートしてってアピールしているようにしか見えない値段位置であると個人的には思っている。

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来週のFOMCが天王山

【日本株週間展望】不安定、米FOMCを見極め-自民党総裁選も

おかわり過剰流動性なんてあるわけない。

次回FOMCが16日深夜にあるわけだが、ここは個人的には相場的に最も危ない地点だと考えている。
全ては過剰流動性がキーワードになる。
ここまで相場が上がってきた原因を今一度思い出してほしい。
もちろんワクチン期待や将来の景気回復というのも一定程度あるだろうが、もっとも重要なのは各国中央銀行によるQEによる新規資金供給なのである。
これが成長期待もあいまってナスダックにバカスカ資金が入って相場をありえないレベルにまで押し上げていった。

特にこのブログでは何回も言及している通り、ありえないレベルでコールオプションを積むというリスク管理なんてはなから考えていないような取引が横行している。

<過去参考記事>

オプション市場を見るとみんな人間やめてるって感想しか出ない相場

先週から今週にかけてはこのコールオプションを調子こいて買っていた人達が全員ぶっこいて上の値段で大量に取り残されている。
これらの人達が救われるにはそれなりにでかい資金供給が必要になるだろう。
しかし、それが次回FOMCではたしてでてくるのだろうか?

個人的には十中八九ECBの時と同様な逆噴射が発生するものと考えている。

<過去参考記事>

ECBの金融政策決定会合は普通に逆噴射


新規失業者保険申請数も一応はそこそこの水準で低下し始め、住宅はモーゲージ金利の低下でバンバン売れていて、リスク資産価格は最高値にある。
このような中で貴重な追加金融緩和玉をFRBが出してくれる、あるいは出すことを匂わせることさえしてくれないものと考える。
これが発覚した時点で超長期金利上昇に加えて相場は不安定化が増して行くものと考えている。
市場では中長期的な金融緩和フレームとかなんとか言っているけど、重要なのは目の前の新規大量国債発行をカバーするための資金手当てである。
これがない限り相場の不安定化を避けるのは難しいと思われる。

一応自分は45%程度キャッシュを保持した上に、中長期ロング玉の1/3程度をカバーできるようにERY(石油セクターインバース)・ZSL(シルバーインバース)・日経ダブルインバースを持って防御力を固めている。
日経ダブルインバースが不本意なレベルで踏まれているが、本命ERYが育ってきており、今のところはそこそこ順調といったところだろうか。

<過去参考記事>

米国石油セクターショートを追加


ERYはまだ積める余地があると考えているので、引き続きリスクオフ目線中心での立ち回りを継続したいと思う。

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米国石油セクターショートを追加

さすがに株ショートがワークすると思うんですが。

ジャクソンホール講演以降、想定した通りの超長期中心の金利上昇が起き、いよいよ相場としては一旦の転換点的な雰囲気を感じ始めている。
これは相場の崩壊というよりは、単純に超長期債による資金吸収ブラックホールによる下げであるため暴落というよりは通常の調整というべきレベルの範囲に留まるだろう。

なので下げる限界というのはコロナウイルスの初期暴落と比べると読みやすいだろう。
FRBの金融市場に対するサポートは以下のラインらへんで出てくることを想定している。
・投資適格社債の対国債上乗せ金利が2%に近づく
・30年債の実質金利が0%付近にまで上昇
このいずれかに来た時にFRBが資産買い入れを増やすアクションについて実行あるいは言及してくることが想定されるため、そこまでいけば自然と相場の下落は止まるものと思われる。

それまではリスク資産価格が上昇するとそれに対応して超長期金利が上昇して相場を妨害してくるというクラウディングアウト状態であるので、さすがに株ショートをもっと色々試しても許されるだろうとは思う。

ただ、ショートするものはやはり慎重に選びたい。
高すぎるからという理由だけでここまでバブった銘柄やセクターをショートしに向かうと変に余韻で担がれて死ぬパターンとしては往々にある。
(個人的にも残念ながらお試しでやった日経ダブルインバースが若干かつがれていてつらい)
そこでこの過剰流動性相場で弱っているセクターをショートするという考え方でいきたいと思う。


ここまでで不調だったセクターはエネルギーセクターと金融セクターがワンツーを占めている。
なのでこのどちらかをショートしたいと思うのは普通の感覚だろう。
債券金利が上昇している時は貸出金利の上昇や余資を債券投資に回して稼ぐことができるバッファーが厚くなるので、一般的に金融セクターにとっては恩恵がある。
エネルギーセクターの場合は借入金の重たさやコモディティという特性を考えれば、金利上昇はあきらかにマイナスに効く。
そういうことを考えればやはりエネルギーセクターショートが一番安全策だと思われる。
既にお試しでやっていたのだが、さらに追加して中長期ロングポジションのカバーを強化しておきたいと思う。


他にもショートをさらに追加する可能性はあるが、いつFRBが態度ひるがえしてくるかは常に警戒すべきだと思うので、売りは買いよりも慎重に行っていきたいと思う。

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Defiコインの後追いをする貴金属価格

いや、まだ半信半疑なんだけど。

昨日シルバー買うかどうか悩んでいたのはツイッター見ていた方はご存じだと思う。


なぜこの時点でシルバー買いに悩んでいたのか。
自分もこれはツイッターのどこかで見た情報だし、何の確証もないし、詳細知らないし、与太話にしか見えない。
それは仮想通貨市場にヒントがある。
現在仮想通貨市場ではDefiコインなるものが価格先導をしているようである。
なぜかはわからないが、ビットコインなど老舗仮想通貨が後追いする傾向にあるようだ。

しかしここで現在の仮想通貨の原動力はなんだろうかと考えると、最終的には市場にどれだけドルが余っているかということに帰結する。
しかし、これは貴金属市場でもほぼ同様のことが言える。
特に投資需要が全体の割合に大きく占めているゴールド・シルバーはその傾向が強い。
つまり現在の市場環境では貴金属価格もDefiコインレートの後追いをするのではないかということである。
特に投機的な取引が行われやすいシルバーは反応しやすいと思われる。

なので、ここ数日はLINKコインなるDefiコインの代表銘柄の価格をずっと追っていた。
7/26までは底割れそうな雰囲気だったので、一旦ドル余りも終わりかなと思っていたが、その後するすると価格が戻り、前回高値を抜いてきたことから、仮想通貨の先端市場ではドルが余っていると認識されているように感じた。

<LINKコインのチャート>
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ちょうどそれが昨日8/4の昼頃の状況で、そこから米国時間でシルバーに投資するかどうかをうんうん悩んでいた。
シルバー自体の価格は正直いうと短期的に高く、本当は22-23ドルあたりを待ちたいと思っていた。
あとはドル高懸念というのもあり、これも米国時間寄りぐらいまではシルバー価格も前日比マイナスぐらいをうろうろしていて、自信が持てなかった。
しかし寄りからしばらくたったところぐらいで、LINKコインと同時にシルバー価格も反応を始めたので、もう一回ミスってもいいから試してみようとえいや買いをしたら数分後から貴金属市場が反応しはじめて、あれよあれよと上がっていく結果に。


<SLVエントリーポイント>
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ということで本当にこの傾向がどれだけの期間続くのかわからないが、貴金属価格はDefiコインの価格動向を見ていれば後追いで投資行動を起こせるボーナスステージになっているように思われる。

ちなみにDefiコインってなんですか?って思う人がいるかもしれない。
知らないよ(棒)
あとこの戦略が一体どれだけの期間有効なのかも正直よくわからない。

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日経ダブルインバースに参戦

いよいよ単純株指数ショート参戦。

ここまで極力株ショートではなく米債ロングや貴金属ロングなどでリスクオフヘッジを行ってきた。
理由としては下記過去記事のように相場が鉄火場になると、もう下落しそうなニュースフローはいくらでも出ているのに金融緩和・財政刺激策などのニュースフローでかき消されて思わぬ上昇が生じるからである。
実際に映画マネーショートなどを見てもわかると思うが、経済崩壊に賭けた投資家達も実際に利益が実現するまではじりじりと焼かれて損失を拡大させて、顧客から突き上げを食らうなどじれったい状態が続くというのが歴史の常だからだ。

<過去参考記事>

単純な株ショート以外の代替投資を検討中


しかしここもとの相場の雰囲気を見て日をまたいで日経ダブルインバースに参戦を始めた。



ひとつは現在の相場が以前のブログ記事にした通り、ドル安に全面的に依存しているということにある。

<過去参考記事>

足元の重要ポイントはドル安


ドル安円安であればまだましな動きである。
しかしドル独歩安に変化してきて、ドル安局面では円高になりがちになってきていることから、リスクオンが起こっても日経平均は上がりづらい構造に変化しつつあるのではないかと考えている。
特に米債金利が戻らないままのドル高というのは総じて投資家の資金回収の動きを示す傾向が強い。
また、リスクオフになってドル高になると勘違いした投資家が日本株を買い上げてくるが、実際はその後の欧州時間以降でリスクオフに傾くはずなので絶好のショートエントリー機会になると考えた。

ただ気を付けたいのは相場が大きく下がったところでエントリーしないようにしたいというところだ。
日銀買いやリスクオフドル高で一時的に日経平均を持ち上げられると想定外のダメージを負う可能性もあるので、少なくとも一目均衡表30分足ぐらいで基準線や転換線より大きく下にいるような位置のところで新規ショートを作るのは避けたいと思う。
基本スタンスは戻り売りを試していくという形でダブルインバースの積み上げを試みたいと思う。
これを心がけていけば初回ダブルインバース参入のタイミングがミスだったとしても傷が浅いうちに撤退することが可能だと思う。

一方で米株指数ショートはまだVIXコールが動意づいていないし、まだドル高が甘い水準でしか動いていないということもあり、引き続きショートするとすればS&P500ではなく、エネルギー株というのを念頭に置きながら戦略を組み立てたいと思う。

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