Ark ETF crossholdings draw scrutiny over potentially fraught linkages

まあこれもいまさらな話なんですが。

上記FT記事では最近ローンチされたARKシリーズの新しいETFで、宇宙関連銘柄で構成されたARKXというのが、3Dプリンター銘柄で集めたPRNTと銘柄のかぶりが大きい上に、ARKXが特定銘柄の占有率が高い状態となっており、リスク分散ができていないので売られる時はこのARKXだけでなくPRNTも巻き添えにしながら下落するリスクがあると書いてある。

これは決してARKXとPRNT間だけの話ではなく、他のARKシリーズ間でも同様の問題を抱えている。
まだARKXのポートフォリオデータを集計・掲示していないが、従来あるETFは既に自作HPに掲載しているので、まずはこれを見てもらいたい。

<ARKシリーズ構成銘柄状況>
https://muragoeinvest.com/arkk

見てもらえればわかるとおり、ファンド間でのダブりは非常に多い。
ただこれまではテーマが大きめであったことから、まだそこまで問題視されてこなかったが、宇宙関連とか3Dプリンタみたいにいよいよテーマとしてはそこまで選べる銘柄が多くない中で、ARKというブランドだけで資金が入ったものの、その資金の振り向け先がないためこうした現象が発生してしまうのである。
これはまだ比較的コンセプトもきちんと選べた時代のARKKとARKGの銘柄間ダブりとは次元が違うレベルで危険なものと思われる。

ではARKシリーズファンドへの投資についてはどのように考えればよいだろうか?
ARKKが最もフリーハンドでキャシーウッド氏が有望だと思う銘柄を自由に入れているファンドになるので、こちらが最もリスク分散が効いているし、ARKにとっても屋台骨なので何が何でもこのファンドのパフォーマンスを上げようと努力することが考えられるだろう。

一方で他のARKシリーズはそこからコンセプトがどんどん絞り込まれていくため、ARKKでは投資としては不適格だと思われるものもどんどん入れていくことになり、ARKK以外のシリーズの銘柄はコンセプトありきのクソ株みたいなのも紛れ込んでいくことになる。
もし本当に有望であるならばARKKに絶対入るはずで、ARKKに入っていない銘柄はその時点でコンセプトありきで入れた銘柄に過ぎない。
11-2月の時のようにとりあえず新規性(棒)があるものはなんでもいいから買っておけばどうにかなるというステージが終わった今、残念ながらそのような運用で革新性でパフォーマンスを上げるといってもむなしいひびきにすぎないと思っている。

なのでARKシリーズに投資するなら基本的にはARKK一本買うだけで事足りる話で、特にその他シリーズに投資すべきかどうか迷うこと自体が引き続き時間の無駄だと思うことは明記したい。 

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