Now that mortgage rates are soaring, are Americans making a big mistake?

足下で10年より長いところの金利上昇が止まらなくなっている背景。

金利上昇が直近まで起こっていた相場下落の犯人に仕立て上げられていたが、影響を受けたのはあくまで米株ナスダック・小型・中国株ハイテクのみでむしろ無風セクターの方が多かった。
結局は単にリバランス・利益確定売りが重なったというだけでだったように思える。
売りは落ち着いたが、それでも米国中心に長いところを中心に金利上昇は続いている。

しかし、これは米国はじめ住宅価格動向を見れば当然の金利上昇のように思われる。
前年比二桁%の上昇はリーマンショックのように一度急落してからというのであればわかるが、加速して上昇していくのはさすがに行き過ぎである。
こんな住宅価格の上昇率でクソ安いモーゲージ金利を提供するなんてのははっきりいって馬鹿の極みである。
需要が旺盛ならその分モーゲージ金利はレンダー側も引き上げたいわけで上昇してしかるべきだろう。
そしてモーゲージの中心借入年限は20年とかそういう類のものなので、これがイールドカーブがスティープ化する形で金利上昇している背景だろう。

なので足下の先進国中心に20-30年ゾーンの金利が上昇しているのは、普通に住宅価格の上昇角度が急すぎるのでそれならもっと金利よこせやというのは素直な反応だと思われる。
住宅価格の上昇率が常識的な範囲の前年比に落ち着くまでは金利上昇は続くものと思われる。
大体3-5%ぐらいの上昇率範囲に落ち着くまで続くと思った方が賢明なように思える。
FRB含め世界の中銀にとっては現在の超緩和的金融政策は別に住宅バブルのために金融政策をやっているわけではないし、企業借入にとって一部大企業しか関係ないような20年以上長いところの金利についてはほぼ放置されると個人的には推察している。
一方で10年以下、特に5年以下のゾーンは企業の借入資金に直結するゾーンになるのでこちらは上昇があまりにも行き過ぎるようであればきちんと牽制して低めに誘導する努力がなされると思われる。

なので結局20年以上の金利上昇はあくまで住宅価格との綱引きであって、未だこの超長期ゾーンでさえ実質金利が過去最低レベルにある中でそれに類しないような業種の株価には短期的にはアルゴや雰囲気で下げても結局どこかのタイミングで関係ないよねというのが確認されていく流れだと思われる。
金利の類で反応するところのポジションを持っている人はケアは必要だろうが、それ以外の分野はそこまで気にすることはないだろう。
ただイールドカーブ差が歴史的に最高値まで立ってしまうと、そこからは何度も言及している企業借入コストに関係する短期金利もじわじわと影響を受けていく流れが強まる可能性があるので、その時は今回よりも大きめな相場全体のアンワインドが起きると思われるのでその時は注意が必要だ。
ちなみに金利の類で反応するポジションで個人が触れるものでは具体的には債券系ETF・金融セクター・住宅関連セクターといったところだろうか。

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