世界の株価比較

足元で空売り口数が一気に減少に転じてきたことから、小型株の重しが減少し始めたことで金曜日から米国で小型株の反発が見られ始めた。
このまま小型株が上昇するのであれば、やはり現在主力テーマとなっているもののポジションが有利になりそうだと感じている。
ただどうも個別株は調べるの大変だしよくわからないという方は無理して個別株で勝負するのではなく、様々なコンセプトで出ている米国上場ETFを上手に活用できればテーマごとのリスクリターンを取ることが可能だ。
以前にクリーンエネルギーのポジションを取るならということでリストを出していたが、その他のグロースコンセプトについても少し列挙しておいたいなと思う。

<過去参考記事>

クリーンエネルギーバブルとクリーンエネルギーに投資できる米国ETF


<半導体>
SMH、SOXXらへんが代表的な半導体株ETFである。
レバレッジをかけたいならSOXLが一番流動性もあって触りやすいと思う。

<バイオ・ヘルスケア>
ARKGが中でもパフォーマンスがここ1年では高く、順張りで乗るならARKG一択のように思える。
先進国ならIBBなどもあるが、中国でもCHINやCHBなど面白そうなものがいくつもある。

<インターネット系>
ナスダック以外であれば先進国系であればONLN、中国や新興国であればCQQQ・EMQQ、さらにそこにレバレッジをかけたいならCWEBという選択肢がある。
ただFAANGも中国インターネットもサイバーセキュリティも全部いっぺんにポジション取りたいという方はOGIGが良いように思える。
意外とOGIGだけでも相当程度過去パフォーマンスはいいし、さらに言えば有象無象というよりはでかい企業を全部集めましたみたいなところなので、絶対値リターンもあるけどリスクリターンのバランスもよさそうに思える。

<素材・バッテリー関連>
LITやBATTなどがある。
さらにこのバッテリーに使われるレアメタルやレアアース銘柄を組み込んだREMXなどが足下でやや上げ足を速めている。

大体足元でバブっているのはこの辺の銘柄群で、リスク選好度が高まってるけど個別銘柄わからんしってなるのであればこの辺を絨毯爆撃的に買えば個別株みたいな大当たりはしないものの、テーマチョイス分のリスクリターンは取れるのではないかと思う。
ただこれらテーマはもはや平時では考えられないようなバリュエーションにまで価格水準自体はフライハイしてしまっているので、バブっていて事故る時は盛大に事故って損切りが必要になることも頭に入れながらプレイしたいところだ。
(特にバイオ・バッテリー関連・クリーンエネルギー)