世界の株価比較

自作ページで世界の株価の1年パフォーマンスを比較できるページを作成したので、それを見ながら現状どこに資金配分をしていけばいいのか考えるヒントになりそうなので眺めている。
ここでいくつか提示してみたいと思う。
下記グラフは全て上記のリンクに掲載してあるので、興味のある方は見てほしい。

<米国代表株価指数>
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選挙後ぐらいから小型株が一気に巻き返しにかかった。
一方で大型株はナスダック>S&P>ダウという構造はあまり変化しておらず、とにかく中小型に資金が集まったという状況が2ヵ月程度続いている。

<米国内グロースセクター>

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グロースセクターではGAFAMが入っているテクノロジーや一般消費財のところがバイデン政権の規制懸念でやや足踏み。
元気なのは半導体(特にTSMC)とサイバーセキュリティー関連でこの2分野が有望のように思える。
ただし半導体ではAMDがARMにCPUの座を取られるのではないかという懸念があり、足踏み株価となっている。

<バリューセクター>
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バリューセクターでは直近エネルギーの回復がすごいように見えるが1年のパフォーマンスで見ると相変わらずドベの位置におり、序列は大きく変化していない。
素材系と金融がやや元気なものの、グロースと比べると物足りなさが続く。

<ARKシリーズ>
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ARKシリーズでは最も伸びているのはバイオになる。
ド本命ARKKもシリーズの中では非常にパフォーマンスが良い部類。
その他はARKKよりパフォーマンスが悪い上に銘柄のかぶり感もあることを考えるとARKGとARKK買っていればいいんではないかと感じる。
3Dプリンター関連のPRNTは最近になって伸びてきたので少し気になっているので、ここにベットするのはややありかもしれない。

<自然エネルギー関連>
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自然エネルギーは政権公約発表後にやや失速。
このままバブルが終わるのかどうかやや注目点になりそう。

<インターネット関連>
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インターネット関連ではアリババ・テンセントは不振なものの、中国インターネット全体で見ればぼちぼちなパフォーマンスとなっている。
新興国全体でもなかなかパフォーマンスが良いのは意外。
でも先進国のオンラインリテールも入っているONLNの方がパフォーマンスは良いので、やはり中国当局取り締まり効果分は中国インターネット株はやや不利になっているということだろうか。

<先進国・新興国・グロース・バリュー>
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バリューは追いついているようでパフォーマンスはあまり追いついていないので、中長期投資するなら別にバリューは見る必要性ないんじゃないかなと思う。
新興国が1年パフォーマンスだと米株に追いついてきたのはやや意外。

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中国本土株が景気回復の恩恵、韓国・台湾が半導体を材料にして好調に推移。
香港はまだ元気がないまま。

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