The bond market appears to be signaling the worst is over for ...

久しぶりにここが動意づいてきた。

昨日はADP雇用統計で市場予想の-9000Kに対して-2000K台と労働者の減少幅が縮小したということがポジティブに捉えられ、ここをきっかけに経済再開に対する期待感とともに金利が突発的に上げる動きとなった。
まあ本当に経済全面再開となれば短期ならともかく長期金利の位置おかしいだろと言われればまあ確かにそうっすねという話にはなる。

<米国30年債利回りのチャート>
タイトルなし


ただFEDがQEの解除に向かう思惑というのは基本的に皆無だ。
失業率推定20%前後というのが大きな足かせになる。
過去の動きを考えれば失業率が7%を割るレベルになるまではQEの解除については議論にはのぼらないものと考えられる。
それまでは何が何でも長期金利を低めに誘導するインセンティブがFEDにとって非常に強いだろう。
あまりにも上昇するのであれば日銀のようなYCCだって検討の俎上に上がるかもしれない。
それに利回りが上昇すれば喜んで日本の投資家が入ってくる。
例えばだが米国10年債金利は足元0.75%で、これを日本の投資家は為替ヘッジコスト0.6%を払って0.15%の円利回りで投資ができる。
これが1.4%とかになると円建て0.8%の利回り投資ができる。
そういった短期金利が当面上昇しない未来が描ける段階での円ヘッジによる米国債投資マーケットを考えると皆が金利急騰に怖がり始めれるニュースが出れば大抵の場合はそこが米国債の利回りピークになるであろうとも想像できる。

そういった意味では過度な金利上昇を恐れる必要性はないものの、今までのように全く金利動向を気にせずにリスクアセットを積めるというのもやや危うくなりつつあるように思える。
特にこのファーストリアクションに強く反応したのはゴールドとシルバーである。
特にゴールドは株と違って誰も買いを恐れていない状況から悪材料パンチを食らって下がったのを見る限り、プライスの居所がやはり高すぎるというのが現状だろう。
シルバーは金銀レシオで見る限りまだ割安だが、いかんせんゴールドが下がるときに倍下がるのでエントリーしどころが難しい。

<ゴールドの1時間足チャート>
タイトルなし

<過去参考記事>

ゴールドは中長期的には値上がりが期待できるが、短期的には押し目を待ちたい

今のところ金利敏感のREITなどはまだ経済再開期待の方が圧倒的に強く利回り縮小・値を上げているが、少なくとも利回りがない貴金属については金利という概念を知らない素人を一回は殺しにかかる動きになる可能性が高まっていると考えている。
なおツイッターの方で米国10年債利回りのアンケートってますので、投票よろしくお願いします。


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