アメックス、「何百人」ものセールス部門従業員を債権回収業務に転換

本当にV字回復するのか徐々に怪しくなっている。

昨日発表された米国新規失業者保険申請数だが未だ200万人以上と下がってはきているものの、下がり幅は徐々に縮小し、直線上にひくと以前のような20万件台にまで減少するにはまだ数ヵ月先の話になる雰囲気が出てきている。

<米国新規失業者保険申請数>
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それにこれが夏ごろになれば正常化して以前のように米国企業がバンバン人を雇うというのも徐々に眉唾な話になってきている。

<参考ニュース>
韓国、29日から再び外出自粛要請 ソウル首都圏

米国の労働市場は必要に必要な時だけ労働者をかき集めるスタイルである。
米国でも上記ニュースの韓国のように感染者数の再増加が見られれば外出自粛要請が発令されるだろう。
そういうことを考えればすぐに以前の雇用に戻すという判断は米国企業はしないだろう。
下手すると不安定なので追加で人を切っておこうと判断する企業さえ出てくるかもしれない。

米国人のライフスタイルというのは日本人から想像することができないほど楽観的な消費をする。
金があればあるだけクレジットカードでバンバン買い物をする。
宵越しの銭なんて持っていない人が大半だ。
アメリカンドリームを実現できた人は使い切れないほど金があるが、その他大勢はキリギリス的な生活以外の何物でもない。
失業率が高いうちはこのままだと米国政府は定期的に国民に支援金を出す必要性があるかもしれず、選挙前にもう一回ぐらい現金ばらまきが行われるのではないかと思われるが、それだけで支え切れるかどうかはわからない。
住宅のような金持っている人が買っているというものはリスクアセット価格にリーマンショック程の調整は働いていないことから今回はダメージが低いように見えるが、クレジットカードは純粋に給料もらえなくて払えないという人が続出するのでもっともこの新規失業者の影響を受け、記事最初にある通りアメックスはこの影響が長期化することを見越してセールスを回収業務に回しているのだと思う。

もちろんだからといって株価が前回の底値を割れるという話ではない。
今回はリーマンショックの時と違って少なくとも不況対策と金融システム崩壊防止策についてはリーマンショックの時と違い後手には回っていない。
少なくとも本当に経済が致命的に駄目になるぐらいだったらいくらでもドル札を刷るというコンセンサスができている。
そういうことを考えれば今後のトレンドは銘柄間の二極化の拡大というのがやはりテーマになってくるのだと思う。
 
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