<ベリサイン株のチャート>
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ベリサインという会社はIT関連に携わっていないと知らないと思うが、米国のドメイン管理の元締めみたいな企業だ。

.comと.netの元締めとイメージしていただければいいだろう。
ただもうドメイン管理事業なんてもう随分昔からやっている事業でここが年率2割も成長するわけはなく、会社側の開示資料を見ても年率売上高および利益成長率はせいぜい一桁後半レベルかなと推察するし、ここから爆発的に伸びるということも考えずらい。

一方で株価を見てもらうとベリサインの株価はここ2年で一気に急騰している。
EPSが一年間で一桁後半%しか伸びないのにじゃあなんでこんなに爆発的に株価が伸びているかというと、理由はPERの急激な上昇にある。
2016年にPERが20倍だったものが、足元で46倍にまで劇的に増加しているのである。
もちろんPERの高低だけで株価を語るのは投資家として失格であり、その企業の潜在成長率や足元の利益成長率を鑑みながらPERの高低を語る必要があることは重々承知している。

しかし、ドメイン管理事業という既に旬は過ぎたビジネスで、実績としてもせいぜい一桁後半%の成長率の企業の株価評価がPER46倍というのは全くもって理解しがたい。
投資家はテックと名がつけばとりあえず買っておけとかいうそういう判断をしているのだろうか?
こういうのを見ても、ちょっと足元で株価に対して強気になれないと考えるファクターになっている。