US keeps Huawei on blacklist, but will allow licensed sales

FTの記事呼んでると、ほぼトランプ政権のファーウェイ制裁は骨抜きになったなという感じがした。

どうやらあれだけ制裁緩和を発表したときに、「それでもエンティティリストに残る」とけん制していたのだが、結局米国の安全保障に関わる製品のみ引き続き制裁するという落としどころまで落ちていった。

米国企業で悪影響が出てしまう企業があまりにも多かったのか、米国各企業の猛烈なロビーイングアタックでトランプ政権も妥協せざるを得なくなったというのが実情のようだ。
台湾のTSMCの月次売上高を見ても6月は大きくリバウンドしており、ファーウェイ制裁が実質解除されたことから一気に半導体の発注が進んだということなのだと思う。
とりあえず当面トランプ政権はファーウェイに関して新たな制裁を加えるという手が封じられるし、また個別企業へいきなり制裁をかけるということも大きな企業であればあるほど難しいことを実感していると思われるので、しばらくはこうした無茶な手はなりをひそめると思われる。