いよいよ中国のLGFVで大型デフォルトが迫りつつあるのかもしれない。
以前ブログで記載した天津省傘下のLGFV、TEWOOグループのフィッチの格付けがBBBーからB-へ一気に6ノッチダウングレードされ、かつネガティブがふられている。
個人的な感覚ではBフラット格まではいわゆる自力でぎりぎり立っている会社と評価するが、B-というのは自力で立てておらず、もういつ死んでもおかしくないといったネームになる。
つまりこの格下げはTEWOOグループは以前から問題になっている債務整理の交渉がなにも進んでいないということを意味している。

<過去記事参考>

天津省傘下のLGFVにデフォルトの危機が迫る


ここがデフォルトした場合に影響度はどれぐらいあるのかわからないが、中国市場を見るうえでは絶対に見ておかなければいけない事項だと思う。 
あとはフィッチは手数料欲しさに中国のLGFVにてきとーな格付け付与するのはいい加減やめてほしいところである。