ルネサス社長「減産、慣れてなかった」
こんなこという企業は論外。
特に半導体のようなシクリカル性の高い業種の企業ほど、業界全体がダウンサイクルに入った時、いかに素早く防御態勢を取れるかが、ムダ金を使わずに企業競争力を保てるかという一番重要な項目が疎かになっている。
それなのに減産に慣れていなかったとかいう言い訳をするのは、それが真実だとしても言っちゃだめだし、それはこの企業の脆弱性を表している。

おそらく現場からトップに実際の情報が伝わるまで時間がかかっているのだと思う。
それだけ現場とトップの間の意思疎通がうまくいっておらず、今のトップではそれは変えることができないことを意味している。

別にこれはルネサスだけでなく、他のシクリカル銘柄にも通じる話なので、こういった在庫管理は大丈夫な企業なのかどうかというのを投資する際には考えたい。

こういう在庫管理について非常に強いのは日本電産で、ルネサスに比べて在庫を落とすまでに数か月も早く行っており、きちんと資産の減損も傷が浅いうちに行っている。
こういった地道な管理の差は積み重ねていくうちに企業競争力に大きく影響が出る。