FRB「ハト派」一色に
今回FRBが当面利上げしないことを明確にしたことから、相場は再びラリー気味で推移した。

今回のFOMCでなぜ利上げを当面しないことを決めたかというと、このブログでは再三述べている通り、住宅・不動産市場にかげりが見えるからだろう。
特に1月発表された中古住宅市場の数値はかなり危険な数値であることはこのブログでも記載してきた。どうしても政策決定をする際には、なにかしらの根拠がないとなかなか動けないところだが、住宅指標の悪さをきっかけに動くことを決意した模様だ。

米国住宅販売動向を見る限り、相場に慎重さが求められる


資産規模の縮小の前倒しに関しても今回削除したのは、モーゲージ金利が上昇しないようにする措置の一つだと思われる。
とりあえず住宅市場が好転するまではFRBは利上げに再度動くことはまずないという前提で相場に取り組みたい。