タイ・インドネシア政府、選挙控え石油の小売価格抑制へ
新興国にありがちな悪い癖なんだが、インフレで国民の不満がたまってくると、安易に石油製品の価格上昇を抑えて不満を減らそうというインセンティブが働きやすくなる。
しかし、この政策を行い続けると石油製品の輸入が増加し続けて、最終的には経常収支に悪い影響を与えて、為替が売られやすくなるという現象が発生する可能性が高まる。
タイはまだ経常黒字がたっぷりあるのでまだましだが、インドネシアは経常収支が大幅赤字な上に、財政収支にも影響を与えるので、小売価格統制は昔からこの国の制度で一番の癌だと言われているが、これが未だに改善されていない。
こういう安易な商品の価格統制は、短期的なメリットはあろうが、将来に必要な投資や我慢を先延ばしする悪弊しかないので、個人的には大反対だし、そういった国に積極的に投資する気にはなれない。