変わる会計 ルール共通化の波紋(1) 「遅すぎる減損」に危機感
会計ルールって時代に則して変更されるのは世の常だけど、また変更になるかもしれないという話だ。
大型M&Aが増えつつある昨今、IFRSや米国会計の減損が認められるまでは買収した際ののれんの簿価を落とす必要性がないという会計が変わるかもしれないという内容のようだ。
この会計手法自体はM&Aを行う際には、とりあえずは利益を削らずに実行ができるということもあり、配当や自社株買いを維持しながらM&Aができるということもあり、経営者にとっては非常に都合の良い会計手法であった。
しかし昨今、これによる安易なM&Aで、その後になって巨額ののれん減損が発生し、一気に企業の財務が大幅に毀損されるといった事態が頻繁に見受けられるようになった。
さすがにこれはいけないんじゃないかという話が今回の会計手法の変更検討の俎上に上がっているというわけだ。

実際に変わるまでは時間がかかるが、頭の片隅には会計制度の変更も入れておくべくだろう。