イタリア:国債スプレッド400bp絶対ないと副首相ー市場に屈せず




イタリアのサルビーニ副首相が喧嘩腰に
「財政赤字2.4%やっても絶対に対独国債スプレッド400bpsはありえないし、到達したとしても財政赤字目標変えない」
とかアホな発言をしている。

自国ファイナンスしているならともかく、海外から金借りてファイナンスしている人間が市場に喧嘩を売り、かつ具体的な我慢できなさそうな水準に言及したら、そりゃ市場参加者は「いっちょ試してやるか」と一斉に売りにかかるよねという本末転倒な話。
多分サルビーニ本人は、1ノッチ格付けが下のポルトガル10年国債の利回りが2%ぐらいだから、それでイタリア10年国債が4.4%(対独国債スプレッド4%)まで売られるなんて不合理だろと思っているのだろう。
しかし、ここまで市場に具体的な数値をもって喧嘩腰になったら、本人が今までの意向を撤回するまではイタリア国債が売られ続けるのは目に見えている。

というわけでイタリア10年国債が4.4%まで売られる可能性は相当高いと言わざるをえないだろう。
<イタリア10年国債利回りのチャート>
無題

ちなみにイタリアだけじゃなくて、今日にいたっては全く関係ないスペイン・ポルトガルも巻き込まれており、欧州はこんなやつにつき合わされなきゃいけないのかと思うとげんなり。