軽減税率がもたらす価値
来年の消費増税に対して、負担感を減らすために軽減税率を設定するというのが今の政府の方針だ。
しかし、議論は四方八方に拡散しており、公平感も全然なく、一般的な世論ではなんでこんな複雑化させるのか、なぜ延期や引き上げ幅減らすとかそういう単純なことができないのかと嘆く節がある。
個人的にもそう思うが、これは完全に特定の政治家が権力を拡大させる道具だからである。

なぜ軽減税率が特定の政治家の権力拡大につながるのか。
考えれば簡単だが、大きな新しい政治枠組を作る際は、各種利益団体が必死にロビー活動を行う。
それは新しい政治枠組みから利益を引っ張り出したいからだ。
軽減税率は、自分のところだけは軽減税率を適用してくださいという各種利益団体のアピールがすごいことになっていると思う。
そして政治家はロビー活動を行ってきた団体に「協力してやるから、もちろん分け前はくれるんだろうね?」と露骨に政治基盤拡大のための要求を行う。
いわゆる選択的な余地を残すことが、自分の政治基盤の拡大につながるのだ。
これを活かさないチャンスはないと与党政治家は活動しているのだ。